ママを笑顔に~愛媛・広がる産後ケア

出産後の女性が病院や助産所で心と体をゆっくり休めながら、助産師らから育児の仕方を教わる「産後ケア」が県内で広がっている。事業を実施する市町の数は昨年の6から14と倍以上に増えた(愛媛新聞調べ)。母になった女性の多くが不安を抱え、10人に1人が産後うつにかかり、自殺や虐待につながっている現状が背景にある。新型コロナウイルスの流行で産後うつの可能性がある女性が増えているとの研究報告もあり、専門家は「今こそ産後ケアの活用を」と呼び掛ける。県内の現状や課題を追った。
2022年
5月26日(木)
出産後の女性が病院や助産所で心と体をゆっくり休めながら、助産師らから育児の仕方を教わる「産後ケア」が県内で広がっている。事業を実施する市町の数は昨年の6から14と倍以上に増えた(愛媛新聞調べ)。母になった女性の多くが不安を抱え、10人に1人が産後うつにかかり、自殺や虐待につながっている現状が背景にある。新型コロナウイルスの流行で産後うつの可能性がある女性が増えているとの研究報告もあり、専門家は「今こそ産後ケアの活用を」と呼び掛ける。県内の現状や課題を追った。