聖地を沸かせた名選手 えひめ高校野球 全国春90回・夏100回大会

高校球児の憧れの地、甲子園。愛媛代表として夢舞台でプレーした選手は誰もがヒーローだった。ベスト4以上の成績を残した学校の中から快進撃の主役となった選手にスポットを当て、熱戦の記憶やその後の人生をたどった。

決勝の1回裏、松山商・中村包の左前適時打で生還する水口栄二(左)=1986年8月21日、甲子園
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- 2018/7/15 <11>村上博昭 新居浜商1975年夏準優勝 熱投エース 快進撃呼ぶ 1975年、炎熱の甲子園にドンデンドンと太鼓の重低音が響き渡った。アルプススタンドから内野席にまで広がった「そーりゃっ、そーりゃー」の大声……
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- 2018/7/14 <10>藤井秀悟 今治西1995年春4強 故障バネ プロでも活躍 1994年の秋季県大会から翌年の選抜大会にかけて、国内公式戦連続無失点記録は51イニング。四国大会決勝の高知戦では17奪三振を奪うなど「伊……
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- 2018/7/13 <9>鎌倉健 川之江2002年夏4強 スライダー 切れ味抜群 189センチの長身から、ゆったりとしたサイドスローで投げ込まれる140キロ中盤の速球と切れ味抜群のスライダー。2002年夏の全国選手権大会……
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- 2018/7/12 <8>安楽智大 済美2013年春準優勝 球速と球数 注目集める 2014年にドラフト1位指名を受け、プロ野球楽天に入団した安楽智大(21)。恩師・上甲正典の指導の下、済美で野球に打ち込んだ3年間を「本当……
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- 2018/7/11 <7>宮下典明 新田1990年春準優勝 ミラクル支えた原動力 1990年春の選抜大会。名将・一色俊作に率いられた新田は初出場ながら、強打と鉄壁の守りで快進撃を見せ、決勝まで駒を進めた。迎えた近大付(大……
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- 2018/7/8 <6>今井康剛 松山商1996年夏優勝 ダメ押しの渾身二塁打 身長170センチ、体重88キロのがっしりとした体格。「伊予のドカベン」の異名で活躍した今井康剛(40)=松山市北井門2丁目=は1996年夏……
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- 2018/7/6 <5>明神毅 宇和島東1988年春優勝 息子が成長、また野球を 「正直、野球をやり遂げたという実感はない」。1988年の選抜大会で初出場初優勝を成し遂げた宇和島東の主将で捕手の明神毅(47)=京都府宇治……