県内病院の増改築特集

南海トラフ巨大地震など近い将来の大規模災害発生が懸念される中、県内の病院で老朽化に伴う耐震対策を中心とした増改築が相次いでいる。「地域住民の命を守るのは医療機関の大きな責務」(各病院担当者)と万一に備えた施設整備を強化。患者目線を意識した過ごしやすさや診療の効率化も合わせ、医療環境の充実が進んでいる。

シャワーなどを備えた放射線被ばく医療施設の除染室
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- 2017/1/4 市立西予市民病院(西予市宇和町永長) 被災者受け入れを想定 2014年に新築移転した市立西予市民病院は、約1万7347平方メートルの敷地を生かし、低層階でワンフロアを広く取った構造が特色だ。患者に優……
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- 2017/1/4 HITO病院(四国中央市上分町) 快適さと機能性備える 宇摩圏の2次救急などを担う中核病院として、石川病院を隣接地で建て替え・増床し2013年に開院。「人に寄り添う医療」を目指し、名称を改めてス……