17音にかける青春 俳句甲子園20年

高校生が俳句を創作し、鑑賞力を競い合う「俳句甲子園」(実行委員会主催)が19、20の両日、松山市で開かれる。俳都の夏を代表する催しに成長した大会は今年で20回目。創設に奔走した関係者や、俳句に熱中する県内外の学校現場、大会運営を支えるOBらの思いなどを紹介する。

俳句甲子園の成果や課題について語り合う俳人の森川大和さん(左)と神野紗希さん=7月下旬、松山市立子規記念博物館
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- 2017/8/17 <4>OB派遣 参加県、着実に広がる 俳句甲子園は1998年、県内9高校が出場して開幕した。20回目の今大会には41都道府県121校159チームが参加。主催の実行委員会と松山市……
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- 2017/8/16 <3>強豪校の礎 句作と議論、数で圧倒 過去19回にわたる俳句甲子園で、9回の優勝を飾るのが東京の開成高校だ。国内トップクラスの進学校として知られるが、創造性や鑑賞力が問われる俳……