読者が選ぶ夏の「名勝負」 えひめ高校野球 全国春90回・夏100回大会

今も脳裏に浮かぶ、あの名場面―。2018年夏、全国高校野球選手権大会が第100回を迎えるのに合わせ、愛媛新聞は歴代の夏の愛媛大会の中から読者が選んだ「名勝負」を募集した。
グラウンドで見た球児の背中、スタンドで感じた一体感。それぞれの記憶の中で色あせることなく輝き続ける一戦にまつわるエピソードを語ってもらった。
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- 2018/7/8 1975年 3回戦 宇和島東10―6新田 島川茂樹(58)=宇和島市 宇和島東高校1年の夏、スタンドで先輩たちの応援をしていた。試合は接戦となり、終盤で一打逆転のピンチ。相手の5番バッターは引っ張るというデー……
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- 2018/7/8 1986年 準決勝 松山商9―1八幡浜 菊池薫(58)=大阪市 「ボール!」。主審のコールが球場に響いた。わが母校八幡浜が1―2で迎えた8回表、松山商の攻撃。2死満塁、フルカウントからのこの1球で、投手……
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- 2018/7/8 1978年 準々決勝 松山商3―2宇和島東 石丸裕志(57)=松前町 私は松山商の投手として出場。2点リードの8回に無死一、二塁のピンチを背負った。送りバントのケースだったが、バッターを警戒しフルカウントから……
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- 2018/7/8 1977年 2回戦 東温15―0津島 元審判員 河上司さん(82)=今治市 【大敗でも「また来ます」】 第56回大会から17年間にわたって愛媛大会の審判を務めた河上司さん(82)=今治市新谷。裁いた試合は700試合を……
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- 2018/7/8 1979年 準決勝 東温5―6松山商 松山商の熱烈ファン 林武さん(80)=松山市 【ネット裏はお祭り騒ぎ】 伝統薫るえんじのアンダーシャツと、あまたの名勝負。「たまらん」と頬を緩める林武さん(80)=松山市古三津6丁目=は……