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熱帯びる40代対決 八幡浜市長選 戦術は対照的 大城氏 政権とのパイプ前面 高橋氏 国政経験や人脈強調 2013年04月18日(木)

「40代対決」として注目を集める八幡浜市長選で、激しい選挙戦を繰り広げている大城一郎候補(右)と高橋英行候補(左)

 21日投票の八幡浜市長選挙は、再選を目指す現職大城一郎氏(48)と、前衆院議員の新人高橋英行氏(41)の無所属候補同士の一騎打ち。県内の首長選では珍しい「40代対決」となり、両候補とも若さあふれる選挙活動を展開している。自民党国会議員らの支援を受け、時の政権との親密さを押し出す大城氏に対し、2月に民主党を離党した高橋氏は国政に参画した個人としての経験や人脈をアピール。両者の選挙戦術は対照的だ。

「よろしくお願いします」「元気に頑張っています」。選挙戦が中盤に入った17日、両陣営の街宣カーは相前後して山あいにある日土地区入りした。両候補とも連日の活動による疲れも見せず、自らマイクを握って声を張り上げた。
 高橋候補は、告示後からチノパンにスニーカー姿で市内を丹念に回り、フットワークの軽さをアピール。「41歳の若いパワー、古里を思う情熱は誰にも負けない」と力強く訴える。
 大城候補は人影を見つけると車を止めて猛ダッシュ。市議らの先導で計画的に市内を回る。地域行事にもまめに顔を出し、祭りに飛び入り参加するなど親しみやすさを印象づける。
 各地で街宣ルートがかち合い、一方が演説の場所を変更する場面もあった。
 「自民党は徹底的に大城さんを支持していく」。告示日の14日、大城候補の出陣式には地元選出の自民の国会議員や県議らが勢ぞろい。大城候補も政権とのパイプを強調した。
 一方、高橋候補は「首長は政党にしばられず、市民の声を幅広く聞くのが仕事」と“市民党”としての立場を強調。3年3カ月の国会議員経験を前面に打ち出す。
 2候補は、告示前の4日に開かれた公開討論会で直接対決。互いに質問をぶつけ合うコーナーで激しい論戦が繰り広げられた。
 「高橋さんは元民主党の代議士。自公政権下で、どのように市の要望を実現させるつもりなのか」。口火を切ったのは大城候補だった。今年3月、国土交通相に道路整備を直接陳情したことを紹介し、高橋候補をけん制。「自民対民主」の構図をちらつかせた。
 これに対し、高橋候補は「市民の代表が市長。与党に属してないといけないというのは市民をばかにした話」と反論。「国に地域の実情を訴えるには『霞が関』の役割や政策決定の流れを分かっていることが大事だ」と、国政の現場で働いた経験を訴えた。
 八幡浜市民3万8千人のかじ取り役を決める選挙戦は後半戦に入りヒートアップしている。(小田良輔)