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宇和島市長選 終盤情勢 石橋氏 組織力でリード/土居氏 批判票得て追い上げ 2013年08月30日(金)

(左から届け出順)
【左】懸命に支持拡大を呼び掛ける土居通興氏=26日午後、宇和島市津島町高田
【右】精力的に市内各地で街宣する石橋寛久氏=29日午後、宇和島市吉田町沖村

 任期満了に伴う宇和島市長、市議会議員両選挙は、投票日の9月1日まで残り2日となった。市長選は、ともに無所属で、元中学校長の新人土居通興氏(64)=桝形町1丁目=と、3選を目指す現職石橋寛久氏(63)=栄町港2丁目=が激しい舌戦を展開。知名度が高く、組織力で勝る石橋氏がリード、市政刷新を訴える土居氏も現職批判票の受け皿となって追い上げている。
 両選挙は2005年8月の宇和島、吉田、三間、津島の1市3町合併以降3回目。市長選は、石橋氏が3月に出馬表明後、無風状態が続いたが、8月上旬になって土居氏が立候補を表明した。無投票の観測から一転して突入した選挙戦に、市民の関心も高まりつつあり、投票率の行方も注目を集める。
 土居氏は石橋市政の長期化による弊害を主張し「市民の声が届いていない。宇和島に新しい風を」とトップ交代の必要性を前面に打ち出す。福祉や教育の充実などを公約に掲げ、支持獲得を狙う。
 出馬表明は出遅れたが、公約をまとめた封書約3万5千部を全戸配布するなど知名度向上に注力。陣営は「教え子らの勝手連的な動きが活発化している」と草の根運動の広がりに手応えを語る。定年時に校長を務めた津島地区を中心に支援の機運が高まり、地元出身の衆院議員や一部自民党県議も支持する。
 石橋氏は、自民、公明両党や連合愛媛のほか、多数の業界団体から推薦を獲得した。自民の衆参議員や地元県議、多数の市議から後押しを受け、組織を固める。出陣式には近隣市町の首長が訪れ、中村時広知事も祝電を寄せた。
 街宣では市内全域をカバー。九島架橋着工や市財政改善などの実績を強調して市政運営の手腕をアピールし、産業振興や地域活性化に向けた施策推進を公言する。急な選挙戦にも「組織を生かして基礎票固めはできている」(陣営)とし、票の上積みを進める。
 市選挙管理委員会によると、29日までの期日前投票者数は計5450人で、前回の同期間より1196人多い。
 24日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数は、6万9882人(男3万2055人、女3万7827人)。

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