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市長不信任 廃案 12人退席続き閉会 西条市議会 2013年03月06日(水)

 西条市の青野勝市長に対する再度の不信任決議案を審議していた市議会は臨時議会2日目の5日、不信任反対の12人が4日に続き議場に現れず、地方自治法が定める採決に必要な出席数に至らないまま終日空転。自然流会となる6日午前0時を前に楠学議長が閉会を宣言し、決議案は廃案となった。

青野市長は6日未明、「市民からの引き続き頑張れという後押しを議会の皆さんがご理解いただいたと思う。市民に心配をかけ、西条市の信頼も失墜して申し訳ない。挽回に努力したい」と述べた。
 不信任案を再提出した自民クラブの伊藤孝司氏は「議決定足数を割るべく退席する戦術は、議員としての責任を放棄するもので、権利ではない」とコメント。4、5両日とも退席した新政クラブの武田功会長は「(不信任賛成議員との)溝を埋める努力をし、力を合わせて新しい西条市をつくりたい」とした。
 5日は午前10時に本会議が開かれ、全議員30人中18人が出席。新政クラブの9人と西条市民クラブの3人は登庁したものの議場に入らず、楠議長が「不信任案の採決に至る出席議員数がいない」と表明、休憩を宣言した。
 その後、審議は再開されず、6日午前0時直前に楠議長が閉会を宣言した。
 地方自治法によると、解散後初招集議会での再度の不信任案採決には、全議員の3分の2以上の出席が必要。うち過半数が賛成すれば再議決され市長は失職すると定めている。
 西条市議会は1月9日、新庁舎建設をめぐる対応などを理由に、欠員を除く29人中21人が賛成して市長不信任を議決。同17日に市長は議会を解散し、2月24日、市議会議員選挙が行われた。
 3月4日の臨時議会初日、伊藤孝司氏が「解散後の市長の言動で不信感が募った」などとして不信任案を再提出、自民クラブの9人が賛成者に名を連ねた。しかし12人が退席したため採決に入れず、4日深夜の本会議で5日までの会期延長を可決した。
 今後、市議会が不信任を議決するには1月9日の議決時と同様、全議員の3分の2以上が出席し、うち4分の3以上の賛成が必要。
 市議会は7日から3月定例議会を開き、青野市長にとって初提案となる2013年度当初予算など49議案を審議する予定。(今西晋、杉本賢司)