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市長不信任採決できず きょう5日まで会期延長 反対の12人退席 西条市議会 2013年03月05日(火)

議員12人が退席し、青野勝市長不信任決議案の採決ができなくなった西条市議会=4日午後4時半ごろ、市議会本会議場(撮影・秀野太俊)

 西条市の青野勝市長に対する不信任議決後、解散された市議会の改選後初招集議会となる臨時議会が4日、開かれた。市長不信任決議案が再提出されたが、反対する12人が退席したため地方自治法が定める採決に必要な出席数に満たず空転。4日深夜の本会議で5日までの会期延長動議を賛成多数で可決し、不信任案採決は持ち越された。
 同法によると、初招集議会での不信任案採決には全議員(30人)の3分の2以上の出席が必要。うち過半数が賛成すれば再議決され市長は失職する。
 4日の臨時議会は正副議長選出などの日程を終了後、議員全員協議会を経て午後4時25分ごろ再開。4日までに会派結成を届け出た新政クラブ9人と西条市民クラブ3人が議場に現れず、出席18人のうち自民クラブの伊藤孝司氏が不信任案を提出、同クラブの9人が賛成者に名を連ねた。
 提案理由説明で伊藤氏は、12月定例市議会最終日の1月9日に不信任議決された青野市長が議決後の新庁舎建設問題に関する住民説明会で「議会開会期間中に説明会を開くと『議会軽視』と言われるため開けなかった」と主張したと指摘。伊藤氏は「議会側が議会軽視と言ったことはない。(市長への)不信感が一層募った。市長の勝手な思い込みで、議会が傲慢(ごうまん)とのイメージをつくった」などと述べた。
 討論では反対の立場から青野貴司氏(共産、無会派)が、賛成の立場から一色輝雄氏(自民ク)が意見を述べた。
 採決に必要な出席数に達しないため、楠学議長が休憩を宣言。午後10時25分ごろから議会運営委員会が開かれ、その後再開された本会議で18人が出席し、賛成多数で会期延長を決めた。
 会期延長決定後の会見で、楠議長は「(退席議員に)出席するよう説得したが応じてもらえなかった。議員個人の考えがあると思うが、議事進行の上では出席してほしかった」と語った。退席した新政クラブの武田功会長は「(退席は)地方自治法で認められた権利。一日も早く不信任の審議を終わらせて市民生活に密着した審議を再開し、市政を前に進めたい」と訴えた。
 青野市長は1月9日の不信任議決を受け、同17日に議会を解散。2月24日に市議選が投開票された。(杉本賢司、今西晋)