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市長不信任の是非前面 西条市議選 各候補者 「政策論争埋没」懸念も 2013年02月21日(木)

個人演説会や街頭でマイクを手に主張する西条市議選候補ら(コラージュ)

 西条市の青野勝市長に対する不信任議決後、解散された市議会の議員選挙は24日投票に向け、選挙戦の折り返し点を過ぎた。選挙結果次第では不信任再議決、市長失職となる状況で市民の関心は34候補の不信任議決への賛否に集まり、賛成、反対の立場から各陣営の論戦はヒートアップ。一部候補からは「政策論争が埋没してしまう」との嘆きも漏れる。

 「(就任して)たった43日で青野市長がどんな失政をしたのか。問題があれば議論で解決するべきで、市政を停滞させ市民に迷惑を掛けるべきでない」。粉雪舞う路上で、市西部の元職男性が不信任議決への批判に熱弁を振るうと、聴衆から拍手が起きた。「関心が高い」と同候補は手応えを口にする。
 決議案に賛成した市東部の前職男性は個人演説会で、新庁舎建設をめぐる青野市長の対応を追及。新館工事再開について「(市長選挙では)市民の声を聞くと言いながら発言を翻し、市民を無視した」と強調。聴き入る数十人の市民を前に、当選すれば再度の不信任決議案にも賛成すると断言した。
 不信任議決に関心が集中することに困惑する陣営も。ある新人男性は有権者に接するとまず賛否の態度を聞かれ、立場の説明に追われるという。「まちづくりビジョンや人柄を基に選んでほしい」との思いもあるが、不信任の是非が一大争点であることも認識しており、複雑な表情を浮かべる。
 不信任への賛否に関する主張を打ち出しながら、市内の医療態勢充実や合併後の地域融和などの政策アピールに時間を割く候補も見られる。不信任の是非に積極的には触れず、少子高齢化など地域課題への取り組みを訴える候補もいる。
 青野市長は市議選告示前、複数候補の事務所開きや決起集会を訪れあいさつすることもあったが、告示後は3月定例市議会に提出する2013年度当初予算案編成などの公務に集中しているという。(今西晋、杉本賢司)

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