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西条市議選告示 どう見る 青野市政 2013年02月18日(月)

ガンバロー三唱で候補者を後押しする支持者=17日午前10時20分ごろ、西条市内

【「不信任」是非で舌戦】
 青野勝市長に対する不信任決議の是非を主な争点とする西条市議会議員選挙が17日、告示され、青野市政の先行きを占う決戦の火ぶたが切られた。名乗りを上げた34候補は、出陣式や街頭などで自らの立ち位置や主張をアピール。有権者からは、不信任への賛否両論や激しい政治的対立による市政混迷への戸惑いが聞かれた。

 各候補は市長不信任に賛成、反対それぞれの立場で論戦に臨み、支持を訴えた。
 1月、不信任決議に賛成票を投じた旧西条地区の前職男性は、選挙事務所で出陣式。支持者らを前に「このままの青野市政では駄目だと、議員21人で不信任を可決した」と思いを吐露し、「当選すれば一人でも再度、不信任(決議案)を出す。市長の退任が新市発展につながると信じる」と力強く支持を呼び掛けた。
 同じく賛成した市西部の前職男性陣営は、地元に青野市長の支持者が多数おり「厳しい選挙」と強調。出陣式では支援者が「(昨年11月の市長選挙や不信任決議で)市民の間に深い溝ができている。埋めるには経験豊富な市議が必要」と応援演説。候補自身は不信任決議に触れず「やり残した仕事をやらせてほしい」と訴えた。
 市西部の新人男性は不信任決議に反対の立場を鮮明に打ち出す。出陣式の第一声では決議案を可決した前市議会への不信感をあらわにし「再度の不信任決議案が可決されれば、市長選になる。選挙にかかる多額の費用を無駄遣いしていいのか」と主張。「市民のことを考える議会に立て直したい」と議会刷新へ意気込みを語った。
 不信任反対を掲げた元職男性は、事務所前で出陣式に臨み、支持者数十人を前に「市議会でやり残したことはたくさんあるが、それだけではない。前代未聞の市議会解散があり、異常な状態。市議会再生を懸けて、頑張っていきたい」と返り咲きを目指す理由を力説。支持者とともに気勢を上げ、選挙カーに乗り込んだ。

【混乱続き 思い複雑 市民】
 議会が市長に不信任決議という形で「ノー」を突きつけて以降、混乱が続く市政。市民は複雑な思いで舌戦を見守った。
 不信任決議に反対という旧丹原地区の自営業の男性(75)は「再度、不信任(決議案)が可決されたら市政が止まり、市民に大変な損失になる。市民の怒りに耳を傾けてくれる市議を選ばねばならない」と語気を強める。
 一方、賛成する旧東予地区の男性会社員(51)は「不信任の元になった市庁舎問題は、昨年の市長選の重要な争点だった。公約違反が問われた以上、(不信任再議決で)もう一度市長選をしてすっきりさせた方がいい」と話す。
 投票の判断材料になる情報が少ないと嘆く声もある。旧西条地区の自営業の男性(63)は「決議に対する立候補者一人一人の考え方をはっきり聞かせてほしい」と訴える。
 市長と議会の対立に、冷ややかな目を向ける市民も少なくない。旧東予地区の男性会社員(55)は「身内だけでやりあっていて、市民は置いてけぼり。市議選には正直関心がない」と淡々。旧西条地区の主婦(64)は「年度替わりの大事な時期に、ごたごたはもううんざり。誰が議員になっても議会と市長がまとまり、いい市にしてほしい」と早期の事態収束を望んだ。

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