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西条市長が議会解散 「不信任ありき」批判 2013年01月18日(金)

西条市議会解散を発表する青野勝市長=17日午前10時25分ごろ、市役所

 西条市の新庁舎建設問題への対応などが批判され、市議会から不信任決議を受けた青野勝市長は17日、議会解散を茎田元近議長に伝え、地方自治法に基づき市議会を解散した。公職選挙法により40日以内の2月26日までに市議会議員選挙が行われる。市選挙管理委員会は19日に市議選の日程を決める。

 青野市長は市役所で記者会見し、辞職でなく議会解散を選んだ理由として「不信任決議は受け入れがたい」と述べた。伊藤宏太郎前市長と市を二分して戦った2012年11月の市長選直後から「不信任ありきだったと思う」と市議会を批判。不信任について「市民の意識と隔たりがあると思う。(議会解散により)これまで議会が市政をチェックする機能を果たしてきたかを市民に判断してもらいたい」と述べた。
 議会事務局を通じて解散通知を受けた茎田議長は「選挙の態勢に入るだけだ」と語った。
 改選後、初めて招集した議会で議員数の3分の2以上が出席し再度不信任案が提出された場合、過半数が同意すれば市長は自動的に失職する。
 新庁舎をめぐっては04年、旧西条市と西側に位置する東予市、周桑郡小松、丹原両町の合併時、現庁舎より西の地域に建設すると合併協定書に明記した。しかし前市長時代の11年、議会議決を経て現在地での改修・増築方針を決定。青野市長は市長選で「市民の声を聞いて方針を見直す」と訴えていた。
 青野市長は前市長を122票の小差で破って初当選した。就任後、現庁舎北側で建設中の新館建設工事をいったん停止したが、12月定例市議会初日の12月11日、業者への補償費などから「工事停止のリスクが高過ぎる」として工事再開を表明。市議会側は「公約違反」などと批判していた。
 不信任決議は定例会最終日の今月9日、投票に出席した議員28人のうち、地方自治法に基づき必要な4分の3以上に当たる21人が賛成、可決した。
 県内首長が不信任決議を受け議会を解散するのは2007年の松野町以来。愛媛新聞社の調べでは、市としては初とみられる。