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メディカルチェック

  • 地域の安心築いて100年 (2015年04月21日付 本紙掲載 )

    【奥島病院(松山市) 奥島伸治郎院長】

     松山市の開業医で初の医学博士になったといわれる祖父の奥島愛治郎氏が1915年、一番町で開業してから100年。戦災で焼失し梅津寺に設けた診療所を経て、父・団四郎氏が戦後まもなく、現在地に開院してからは60年の節目を迎えた。気持ちを新たに「歴史の重みをさらなる信頼と安心にかえて、今後もこの地で頑張りたい」と誓う。
     親子3代たすきをつないで、内科や整形外科などの10診療科、一般・療養病床の計184床を擁する病院に発展させた。松山市の輪番制救急病院としても、圏域の救急医療の一端を長く担ってきた。
     近年、高齢患者の増加を実感。亜急性期・回復期の治療に力を入れ、退院する患者を地域の医院や介護施設につなぐことが、各診療科を集約する中小病院の使命と考える。終末期治療の選択を迫られる場面が多くなり、高齢者のいる家庭で日常話し合ってほしいテーマだ、と提言する。
    窓が大きく開放的な雰囲気のリハビリテーション室
     2013年から病院の耐震化と増改築に取り組み、手術室を3室に拡充。入院環境の改善に努め、6人部屋を廃し4人部屋にし、個室を増やした。力を入れていくリハビリテーションの専門スタッフも増員。県産材を使い爽やかで開放的なリハビリ室を実現している。
     「医師や医療スタッフが顔を出すことが患者の安心につながる」との思いで、頻繁に病棟を回診し、スタッフにも指導している。
     ものごころついた時から医師をめざした。帝京大医学部を卒業後、首都圏の病院で研さんを積んだ。1989年に松山に戻り、2001年から現職。「休日も病院に顔を出している」という生真面目な人柄だが「最近は、夏休みぐらいは取るようにしているよ」と屈託ない笑顔を見せた。

    松山市道後町2丁目2―1
    089(925)2500
    日曜・祝日休診
  • 頭痛の専門窓口 受診増 (2014年12月16日付 本紙掲載 )

    【河田外科脳神経外科(松山市) 河田泰実院長】

     身近な病気の一つ、頭痛。河田院長(47)は「ストレス社会や生活習慣病などを背景に、頭痛やめまい、しびれを訴える人が増えている。片頭痛、首や肩のこりによる緊張型頭痛が多いが、くも膜下出血が原因だと怖い。普段ないような激しい痛みは要注意」と専門医受診を促す。同医院では頭痛を専門的に診る窓口を設置。外来で診たあと、必要に応じて磁気共鳴画像装置(MRI)やコンピューター断層撮影(CT)などで検査、病気を確定診断して治療を始める。
     もの忘れの症状で脳神経外科を受診する人も増えている。大半は認知症だ。原因は大きく二つ、脳血管性とアルツハイマー型がある。「治る病気ではないが、進行を抑えることはできる。どうしたら患者や家族が有意義な時間を送れるかを考えて治療していきたい」
     父で理事長の實夫さんが1975年開院。父の背中を見て医師を志した。愛媛大医学部を卒業、県立中央病院や済生会今治病院、済生会松山病院勤務を経て現医院へ。親子2代、ぬくもりある医療の提供に心を砕く。
    患者になるべく圧迫感を与えたくないと、MRI装置は開放型を導入している
     一般外来に加えて訪問診療を実施している。患者や家族の思いを受け止めて、在宅でみとることもある。併設するシニアマンションや有料老人ホーム、デイケアなどの利用者の状態悪化時にも夜間対応しており、日々身が引き締まる思いだ。
     リフレッシュは、昼休みや早朝を利用してサイクリングやランニングすること。愛媛マラソンは過去2回の出場とも完走、来年も挑戦する予定だ。学生時代は柔道一筋。今は小学生の子ども2人と空手道場に通っている。

    松山市六軒家町3―19
    089(924)1590
    日曜・祝日休診