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2012秋季四国地区 高校野球県・四国大会

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第3日 準決勝【済美 4-5× 鳴門】済美9回力尽きる 鳴門にサヨナラ負け 3点差守り切れず

2012年11月04日(日)
【鳴門―済美】15三振を奪い力投した済美・安楽=春野球場(撮影・織田龍郎)

【春野球場】
▽準決勝(13時46分)


済 美 0 0 2 0 0 0 0 1 1
鳴 門 1 0 0 0 0 0 0 0 4×
▽二塁打 太田、宇佐川、日下
▽犠打 済4(太田、金子、林2)鳴4(中野、板東、日下、鳴川)
▽盗塁 済1(山下)鳴0
▽失策 済2(金子、宇佐川)鳴2(伊勢、松本)
▽野選 金子
▽捕逸 日下
▽ボーク 安楽
▽球審 村田
▽塁審 浅野、堀川訓、小栗
▽試合時間 2時間12分

 【評】済美は15三振を奪ったエース安楽が最終回に捕まり、サヨナラ負けした。
 先発安楽は一回の守り、死球と犠打などの2死二塁で中前打を浴び1点先制された。二回以降は持ち味の速球と変化球で八回まで無失点。しかし4―1の九回、先頭からの3連打で2点を失い、野選後の1死一、三塁で、スクイズが内野安打となって追い付かれた。最後は遊ゴロ失策で、逆転を許した。
 打線は0―1の三回、2死二、三塁で宇佐川が右前に逆転2点打。八回に林幹のスクイズ、九回には宇佐川の二塁打で1点ずつ加えたが、逃げ切れなかった。

[スコアボード]
【勝利目前 落とし穴】
 「何が起こったのか分からない」―。済美のエース安楽に最終回、落とし穴が待っていた。
 徳島県大会チーム打率が4割を超す鳴門の先発全員から三振を奪い、寄せ付けなかった。六回から八回は、8者連続三振。150キロに迫る速球とキレのあるスライダー、カーブがさえわたった。
 バックも堅かった。四回2死一、三塁で三塁の林幹が三遊間の強い当たりを体を張って止め、失点を防いだ。五回無死一、二塁では、捕手の金子が飛び出した二走を見逃さず刺すと、安楽もけん制で一走をアウトにした。
 九回、宇佐川の適時二塁打で4―1とした時、済美の勝利は確実だと思われた。しかしその裏、鳴門が攻勢に出た。
 安楽が「ストライクを取りにいってしまった」ところを、2者連続で左前に運ばれた。直後にボークを取られ、無死二、三塁。自らのミスでピンチを広げ、「投げ急ぎ、甘くなった球を打たれた」。2点二塁打で1点差とされ、流れは鳴門に傾いた。
 野選を挟み1死一、三塁とした鳴門はスクイズ。これが内野安打となり追い付かれた。続く二遊間への打球は遊撃手が取り損ね、サヨナラを喫した。
 上甲監督は「つかんだものを、ポッと落とした」と沈痛な面持ちで語った。9年ぶりの選抜大会出場は不透明だが、どの選手も「打線をさらにつなぎたい」「守備を固めたい」と課題を見つけた。安楽も「精神面の弱さをしっかり直したい」と前を向いた。(長尾翼)

◆チームを立て直す◆
 【済美・上甲正典監督の話】言葉にならない。九回の追加点で勝てると思ったが、守備に甘いところがあった。安楽はよく投げたが、それを打ち返した鳴門打線がすごかった。冷静に分析し、チームを立て直したい。

◆変化球狙っていた◆
 【済美・宇佐川遊撃手(2安打3打点)】「変化球が多い投手だったので狙っていた。(三回の勝ち越し2点打は)逆転したい場面で、甘いカーブを打った。打撃はよかったので、それ以外の弱点を克服していきたい」

◆冬に打撃守備強化◆
 【済美・林幹三塁手(八回にスクイズを決める)】「もう1点欲しい場面だったので、絶対に走者をかえしたかった。(四回の守備では強打を好捕し)投手のために必死に食らいついた。冬に打撃、守備を強化したい」

◆つなぐ打撃できた◆
 【済美・山下主将(サヨナラ負けを喫し)】「投手が頑張っていたので、バッターもしっかり打ち返し、勢いを付けたかった。攻撃はつなぐ打撃ができたが、(2失策の)守備をきっちりしたかった」

◆決勝でも打ち勝つ◆
 【鳴門・森脇稔監督の話】出来過ぎです。安楽投手の好投にかなり苦しんだが、最後は諦めずよく打った。積極的に振ったのがよかった。先発の板東は打たれながらも、粘り強く投げてくれた。決勝でも打ち勝ちたい。

   
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