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伊予市長選 終盤情勢 2新人 激しくしのぎ 泉氏 組織をフル稼働 武智氏 現職批判票狙う 2013年04月12日(金)

 任期満了に伴う伊予市長選挙は投票の14日まで残り2日。いずれも無所属新人の前同市区選出県議泉圭一氏(50)=米湊=と前市議武智邦典氏(56)=宮下=が、激しくしのぎを削っている。旧伊予市時代から通算4期14年間、市長を務めてきた中村佑氏(77)の引退に伴い、新たなリーダーを選ぶ8年ぶりの市長選は、中村市政の継承か変革かが焦点となっている。
 両候補ともトップセールスによる1次産品の販路拡大や、双海、中山地区と中心市街地の活性化を打ち出すなど政策面は共通点が多い。泉氏は県議3期を通して培った国・県へのパイプを生かした企業誘致、武智氏は市民と対話する懇談会の推進やウェルピア伊予の活用を訴えるが、有権者を二分するような大きな争点とはなっていない。
 このため告示前は市民から「争点がはっきりしない」といった声も聞かれたが、告示後は中村市政の継承・発展を掲げる泉氏に対し、武智氏が市民の声に基づく市政変革を前面に出すなど、立ち位置の違いが明確になった。
 泉氏の出陣式には中村市長や中村時広知事らが顔を見せ、県議時代の実績を紹介して支持を訴えた。泉氏は市内全域に張り巡らせた県議時代からの後援会組織をフル稼働させる一方、連合愛媛など各種団体の支援を受け、街宣活動で支持固めを図っている。
 武智氏は地元の南伊予5地区の推薦を受け、地盤以外での票の掘り起こしに奔走する。「市代表の県議と地区代表の市議の知名度の差」(陣営幹部)を埋めるため、出陣式で中村市長の市政運営に疑問符を突き付け、現職批判票の獲得を図る狙いを鮮明にした。
 6日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数は3万2068人。市選挙管理委員会によると、11日までに2617人が期日前投票を済ませた。(竹下世成)

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