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今治市長選 終盤情勢 菅氏優位 河野氏追う 2013年02月01日(金)

 任期満了に伴う今治市長と市議会議員の両選挙は、投票日の3日まで残り2日となった。市長選は、ともに無所属で、再選を目指す現職菅良二氏(69)=大三島町宮浦=と会社役員の新人河野昌禎氏(59)=朝倉下=が舌戦を展開。現職の高い知名度や組織力を強みに菅氏が優位に立ち、河野氏が懸命に追う構図となっている。

【菅氏 市議や企業 支持広げる 河野氏 現職批判票獲得に全力】
 市長選は合併直後の2005年、前回09年とも保守分裂の激戦となったが、今回は菅氏が12年9月に出馬表明後、無風で推移。告示17日前に河野氏が行財政改革などを掲げ名乗りを上げたものの、選挙戦は盛り上がりを欠いている。
 菅氏は前回選挙のしこり解消に努め、市議の大半が支持。出陣式には地元県議6人のうち4人、国会議員や中村時広知事も出席した。公明党や連合愛媛の推薦を受けるほか、造船やタオルなど地元企業にも支持を広げ、組織を固めている。
 告示後は旧12市町村に足を運んで街頭演説し、公会堂改修や今治港再生事業への着手など1期目の実績をアピール。陣営幹部は「公務と同様、市民とできるだけ近い距離でまちづくりへの思いを訴える」とし、さらなる票の上積みを目指す。
 河野氏は12年8月に今治市に移住し、農業法人の役員を務める。政党や市内主要団体の支援はなく、農商工業関係者らによる草の根運動が中心。現市政を「旧態依然とした古い体質」と批判し、市長歳費カットや市議定数削減などの行財政改革を前面に打ち出す。
 ただ、出馬表明の出遅れもあり「知名度不足は否めず、厳しい選挙」と陣営幹部。公約を記載したビラ約1万5千部を大票田の旧市内で配布するなどし、現職批判票や浮動票の獲得に全力を注いでいる。
 市の選挙人名簿登録者(有権者)は13万9885人(1月26日現在)。30日までの期日前投票は6591人(市選挙管理委員会調べ)で、前回同期間の約8割にとどまる。投票率も前回(73・0%)を大幅に下回る可能性がある。(白川亜子、野田貴之)

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