1996年 夏の甲子園
決勝 松山商―熊本工
延長十回裏、1死満塁
監督・沢田はライトの選手交代を告げた。直後の初球。快音とともにライトへ
強肩から投じられた白球は、山なりの大きな弧を描き、捕手のミットに
サヨナラを阻んだ
「奇跡のバックホーム」
スタンドは興奮に沸いた
松山商、27年ぶりの頂点
後に采配の真意を聞かれた当時の監督・沢田は…
当時の松山商野球部監督
沢田勝彦
「選手との信頼は、普段の練習の積み重ねによって培われるものだ」
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