ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2018
922日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

読者の写真 2017年 年間賞

年間賞決定 最優秀賞に道土井さん
 第10回「読者の写真2017・年間賞」の審査をこのほど行い、今年の各月の1席12点から決める最優秀賞には、松山市小坂3丁目、道土井宏さん(56)の「花筏(いかだ)」(5月)を選んだ。
 1年間を通じて活躍した個人を対象とする優秀賞は、年間賞候補点数が最も多く、佳作以上の入賞点数が多かった宇和島市伊吹町、白石信夫さん(69)に決定した。
 努力賞には、昨年までの基準での対象者がいなかったため、今回は1年間継続的に応募し、佳作以上の入賞回数に関係なく、予選通過の力作が多かった、芝崎静雄さん(69)=松山市上野町、宮崎茂さん(60)=愛南町城辺甲、皆川春奈さん(45)=松山市西垣生町=の3人を選んだ。
 受賞者には、賞状と受賞作品を入れた額を授与。副賞は最優秀賞2万円、優秀賞1万円、努力賞5千円。
 各月の1、2席と年間賞候補、努力賞の予選通過作品を、2018年1月5~13日、松山市大手町1丁目の愛媛新聞社ロビーで展示する。平日は午前9時~午後5時、土曜は午前10時~午後4時。日曜祝日休み。来場は公共交通機関で。入場無料。
(スポーツ・映像報道部副部長・樋口和至)

  • *写真転用は厳禁です

最優秀賞

最優秀賞「花筏」道土井 宏 松山市

「花筏」

道土井 宏  松山市

 今年の年間総応募数は3260点でした。昨年の3530点を270点下回りましたが、1カ月平均272点の応募がありました。最も多かったのは5月の353点、最も少なかったのは8月の224点でした。
 最優秀賞は、松山市堀之内のお堀の夜桜を切り取った「花筏」(5月)でした。広角レンズと30秒の長時間露光で主役の花いかだの動きや満開の桜をしっかり捉えています。脇役の街明かりも効果的です。何げない風景を魅力的な風景に変えてしまう道土井宏さんの熱意とセンスから生まれた秀逸な作品です。道土井さんは1席3回(2年連続)、2席2回など今年も活躍しました。

納得いくまで通い続け

 最優秀賞に輝いた道土井宏さんに、受賞の喜びや写真活動などについて聞いた。

道土井宏

受賞の感想は。

 とてもうれしく光栄です。今年も昨年に続き1席に3回選んでいただいていたので、少しは可能性があるかなと思ってました。これからも頑張らないといけないという気持ちです。

受賞作撮影時の状況は。

 現場には何日も通いました。花いかだと街の明かりを絡ませようと試行錯誤。水面の花びらがゆっくり動いていたので、カメラを三脚に固定し長時間露光で狙いました。花いかだと満開の桜の両方が見られる絶好のタイミングでした。

「読者の写真」への応募のきっかけは。

 2014年7月8日未明、松山空港と稲光を絡めた写真をこだま欄の単眼複眼に投稿したら、翌日の1面に掲載してもらえました。それを見た読者からの反響がすごくて両親がとても喜んでくれました。二人とも今年亡くなりましたが、当時、闘病中だった両親の笑顔を見たくて「読者の写真」へ応募するようになりました。

被写体の見つけ方や心掛けていることは。

 いろんなことに興味を持つこと。撮影は仕事が休みの土日にすることが多い。早いときは午前2時ごろから1人で県内を飛び回っています。気になる風景があれば納得のいくまで通い続けます。撮影の際は主役と脇役を意識しながら「ピント」「ぶれ」「白飛び」に注意しています。最後の印刷が一番大事だと思います。

撮影で苦労したことは。

 石鎚山にはこれまで99回登頂しましたが4年前、厳冬の石鎚山に1人で登ったのがとにかく怖かった。寒さと恐怖で足を震わせながら垂直の氷壁を登り、マイナス15度の強風中、テントで一夜を過ごしました。下山も不安で怖かったです。

17年に応募した中で忘れられない作品は。

 10月の1席「あかね雲」です。あの日は大洲市で水平線に沈む満月を狙っていましたが、そこで見たうろこ雲に感動しました。急いで今治市の糸山公園に向かい、狙い通りの風景が撮影できました。

憧れの写真家は。

 尊敬しているのは久万高原町を拠点に活動しているアマチュア写真家秋本栄さん。秋本さんは撮影からプリント、額作り、展示など全て1人でこなす。撮影のアドバイスもしてくれ感謝しています。

今後の目標は。

 いつか写真展でも開催できればと思っています。これからも家族を大事にしながらマイペースで楽しく撮影したいです。

優秀賞

優秀賞「夕日のパックマン」白石信夫 宇和島市

「夕日のパックマン」

白石 信夫 宇和島市

 年間賞候補がトップの5回で、佳作以上の入賞が最多の9回だった白石信夫さんに2年連続で贈ります。中でも高知県宿毛市で撮影しただるま夕日を狙った「夕日のパックマン」(2月の年間賞候補)は印象に残った作品の一つでした。だるま夕日だけでなく岩場も一緒に収めているのも巧みで、題名もユニークです。白石さんは1席2回、2席2回、3席3回など、今年も上位の常連でした。審査では年間賞候補が同じ5回の長谷由美さん(松山市、2席4回など入賞7回)と競りましたが、入賞回数で上回りました。

努力賞

努力賞「春色の中で」 皆川 春奈 松山市

「春色の中で」

皆川 春奈 松山市

 「春色の中で」(5月) 満開のピンクや黄色い花を背景に幼い姉妹が笑顔でこちらに向かって走っています。皆川春奈さんからは自宅の飼い猫に寄り添って眠る娘さんや、水田に映った夕焼け空ときょうだいなど人の温かさを感じる作品が届きました。予選通過は6点。
努力賞「花火見物」芝崎 静雄 松山市

「花火見物」

芝崎 静雄 松山市

 「花火見物」(10月) 高知県土佐清水市の花火大会でさまざまな花火をバランスよく1枚に収めています。無駄な空間もありません。芝崎静雄さんからは大阪・道頓堀の遊覧船や東京都内の行列の風景など光と影を巧みに表現した作品が届きました。予選通過は7点。
努力賞「虫送り」 宮崎 茂 愛南町

「虫送り」

宮崎 茂 愛南町

 「虫送り」(9月) 愛南町の広見地区で行われた五穀豊穣(ほうじょう)を願う虫送りの一場面です。宮崎茂さんからは愛媛駅伝・一本松―宇和島大会のスタート直前の緊張した選手や雪に覆われた紅梅の木など身近な行事や自然を捉えた作品が届きました。予選通過は7点。
  • *優秀賞・努力賞は受賞者の代表作を掲載しています。

バックナンバー(読者会員限定)

月間賞のバックナンバーは読者会員限定です。ログインはこちら。

年間賞

応募のしおり

題材・規定
自由、未発表(二重投稿お断り)で、半年以内に撮影の作品。
大きさはL判(一般プリントサイズ)以上四つ切り程度まで。組み写真も可。
作品裏面に郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、題名、撮影年月日、場所、撮影時の状況を簡単に書いたメモを添付。応募作品は返却しません。
締め切り
毎月25日
送り先
〒790-8511 松山市大手町1丁目 愛媛新聞社編集局「読者の写真」係
審査・発表
愛媛新聞社編集局で審査、翌月の本紙と愛媛新聞ホームページ
一席:1点 2万円、二席:2点 1万円、三席:3点 5000円、佳作:5点 図書カード、奨励賞:数点 図書カード

愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。