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読者の写真 2022年1月

<心象風景にじむ入賞作>
 今回の締め切りは昨年12月25日。秋から冬に装いを変える時季で落ち葉や渡り鳥、つるし柿などを題材にした作品が集まりました。
 応募総数は210点でした。誰がどんな状況で何をしているかといった情報を的確に伝える写真はたくさんありますが、賞に入る作品の多くは、その場の空気感や被写体の心象風景まで感じさせるように思います。人の心を揺さぶる写真そのものの魅力でもあります。(報道部長・雲出浩二)

  • *写真をクリックすると拡大されます
  • *写真転用は厳禁です

1席「解禁日」

2席「ふわりふわりと」

2席「空想のメロディー」

3席「入っちゃダメ!」

3席「姉妹」

3席「落葉の坂道」

佳作「カモの行進」

佳作「ぬくもり」

佳作「瓶仙人の冬到来」

佳作「仲良しシンメトリー」

佳作「メタセコイアの回廊」

奨励賞「厳冬」

長谷 由美(56)松山市

 12月1日の落ちアユ漁の解禁日に投げ網を打つ漁師をとらえました。朝日に照らされ、きらきらと輝く四万十川の川面と放たれた網、シルエットになった漁師の帽子と腰に付けたびく…。オレンジと黒の2色で織りなす、情緒豊かな写真に仕上がりました。高知県四万十市。

中矢 周平(66)松山市

 自宅で栽培している菌床シイタケの開いた傘から胞子が出てくる様子をカメラに収めました。粒子の流れがきれいに見えるよう斜め下から光を当てました。モノクロでプリントしたことも効果的で、ひっそりと繰り広げられる命の営みを表現しました。

宇都宮 康男(59)松山市

 ホテルのロビーの一角。窓の外にある紅葉が映り込んだピアノに触れそうで触れない絶妙な距離感で人の手を添えました。赤く染まるピアノに伸びる指先はどこかミステリアスです。さまざまな解釈をする余地を与え、見る人を引きつけます。松山市末町。

宇都宮 呂吾(53)松山市

 クレーンのミラーに自分の姿が映ったジョウビタキ。同じしぐさをする鳥をどんな思いで見ているのでしょうか。落語「松山鏡」をほうふつとさせる楽しい一枚です。西条市三津屋。

浜本 秀雄(71)愛南町

 宇和島市三間町是能の旧庄屋毛利家住宅で外をのぞく姉妹。歴史を感じさせる引き戸に、初々しい子どもたちの表情が映えます。顔の出し方に2人の個性が現れているようでほほえましく思えます。

井上 雄次(69)松山市

 人気のない落ち葉に覆われた遊歩道。手前の木陰は寂しげな晩秋の風情ですが、坂道を上った先には青空がのぞき、太陽も輝いています。明るい未来を予感させる作品です。八幡浜市保内町宮内。

安宅 紀之(45)松山市

 人を見ると寄ってくるカモたち。先に来る2羽ではなく、遅れてくるカモにフォーカスしたことで撮影者の温かい目線が感じられます。砥部町の通谷池。

大山 義広(58)八幡浜市

 イルミネーションの模様は、焦点を合わせた中央のガラス玉で表現。玉を持つ高校生2人の手やぼかした周囲も主役を引き立てています。伊方町役場前。

豊田 郁夫(62)四国中央市

 西条市の瓶ケ森。寒波の到来で氷点下10度になった女山の頂上付近に立つカメラマンを題材に選びました。荒々しい風景に向かう背中が印象的です。

皆川 春奈(49)松山市

 つるし柿作りで縄をなう先生(左)と児童が対称になった構図。動きや表情がそろい楽しさが伝わってきます。宇和島市三間町是能。

小泉 次郎(74)松山市

 れんが色に染まった華やかな並木。白装束のお遍路さんを小さく写したことで木々のスケール感が際立ちます。久万高原町東明神の久万青銅之廻廊。

幸田 健一(62)愛南町

「厳冬」

年間賞候補と予選通過者

【年間賞候補】「干柿日和り」長谷由美

【予選通過者】四国中央市=篠原安吉▽新居浜市=古川カオル、柳生利博▽西条市=大西十三夫、菅初雄、福山美博▽今治市=石山正昭▽松山市=上野登志、戒能哲郎、神谷英男、城戸舞、小西明徳、中川雄喜、中川雅仁、成松和司、二宮ちあき、堀川正、山本健太郎、脇田辰彦▽東温市=渡部清隆▽伊予市=池田侑穂▽松前町=竹田舜介、西畑五雄、福岡稔▽砥部町=上本京子▽大洲市=上田勇生、笹田温、笹田雅代▽内子町=上石富一▽宇和島市=浅井百樹、島忠史、白石信夫、清家毅、土居健二、松浦テル子▽愛南町=宮崎茂

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年間賞

応募のしおり

規定
題材は自由。未発表(二重投稿不可)で半年以内に撮影の作品。大きさはL判以上、四つ切り程度まで。合成写真は不可。組み写真の場合はその旨を明記してください。作品裏面に郵便番号、住所、氏名、生年月日、電話番号、題名、撮影年月日、場所(市は町名、町は大字まで)、撮影時の状況やカメラの設定、感想を書いたメモを作品の天地(上下)に合わせて貼付。毎月25日締め切り(必着)。応募作品は返却しません。撮影の際は法令やマナーを順守、プライバシーに配慮し、被写体本人の承諾を得てください。不適切な場所・方法で撮影した作品は対象外とします。題名などは新聞表記のルールに合わせることがあります。
送り先
郵便番号790-8511、松山市大手町1の12の1、愛媛新聞社編集局「読者の写真」係
審査・発表
愛媛新聞社編集局で審査、翌月の本紙と愛媛新聞ホームページ
1席 1点、2万円▽2席 2点、1万円▽3席 3点、5千円▽佳作 5点、図書カード▽奨励賞 数点、図書カード

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