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2019
1119日()

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地軸

豊洲市場移転1年

2019年11月19日(火)(愛媛新聞)

 今月、東京と札幌を訪れた。東京はまだ暖かい一方、札幌は冬の気配が漂う寒さだった。日本列島は南北に長く、この時季は気温の地域差が大きい▲

 東京五輪開幕まで9カ月を切った段階で、マラソンと競歩の札幌開催が決まった。異例の会場変更は暑さ対策が理由だが、夏は日本のどこも暑いのは同じ。地球温暖化が進む中、真夏の夏季五輪は限界にきており、現在のあり方を見直す時ではないか▲

 その東京五輪・パラリンピックの選手村に近い場所にできたのが豊洲市場だ。旧築地市場から移転して1年余り。すったもんだはあったものの、新名所として定着した感がある▲

 主に水産卸売場、水産仲卸売場、青果の3棟に分かれた巨大な施設。見学者コースが整備され、国内外の観光客でにぎわっていた。ガラス越しに関係者や運搬車両が忙しく行き交う様子が見え、いかにも市場らしい。愛媛産ミカンの箱が山積みになっていたのは誇らしかった▲

 飲食店や緑化広場もあり、憩いの場としても利用できる。ただ、下町風情が残る豊洲で育ち、築地も知る友人は「便利で機能的だけど味気ない」。衛生管理が厳格な分、臨場感はいまひとつになった▲

 周囲の都市開発も進み、ダイナミックな発展を予期させる新たな「日本の台所」。目利きの技で選ばれた食材が全国から集まるだけに、豊かな食文化を伝える役割も担う。そのためにも、一般客との触れ合いを大事にしたい。

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