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2020
49日()

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地軸

現実逃避

2020年4月9日(木)(愛媛新聞)

 うきうきする「ジャーン」というギターのイントロで始まるビートルズの「ア・ハード・デイズ・ナイト」。人気ゆえの過密スケジュールに疲れたリンゴ・スターの一言がタイトルになったという。同名の主演映画は日本でもヒット。旧邦題は「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」▲

 ちょうどあすで、ビートルズの事実上の解散から50年となる。アルバムを並べると、熱狂的なファンを生んだアイドル時代、音楽を追究するアーティストへの転換、メンバーの不和から解散へという変遷が追える▲

 でも、置かれた状況にかかわらず、傑作を送り出し続けてきたところがビートルズのすごさであると、多くの評論家が指摘している。知れば知るほど深読みしがちだが、最初は素直に「かっこいい」と聴き始める人がほとんどだろう▲

 踊りだしたくなるカバー曲「ツイスト・アンド・シャウト」で叫び「ヒア・ゼア・アンド・エブリホエア」の甘く切ない旋律に身を委ねる。いくつになっても胸は熱くなるものだ▲

 ろくなことがないと落ち込んだときは、やはり音楽が効く。今は音楽家の星野源さんが会員制交流サイト(SNS)に公開した短い楽曲からの展開が新しい。「扉閉じれば 明日が生まれるなら 遊ぼう 一緒に」▲

 うたかたの世界で、少しだけ現実から離れたい。「社会的メッセージを込めようなんて思っていない。ただの曲さ」(ポール・マッカートニー)

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