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2018
1118日()

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地軸

女性の1票

2018年11月18日(日)(愛媛新聞)

 県内の働く女性は、管理職になりたくない人が8割以上―。銀行の調査部門が発表したアンケート結果を伝える本紙記事に「そんなにも」と驚いた。と同時に「そうかもな」と妙に納得もした▲

 もともと保守的とされる愛媛県民。理由には「家庭やプライベートを重視」が上位につける。「そんなにバリバリ働きたいわけじゃない」という声が聞こえてきそうだが女性が働きやすい環境が整っていない表れとも言える▲

 子育てや親の介護といった生活に身近な不安や心配は、依然として女性が負うところが大きい。国が旗を振る女性活躍推進も、数値目標や理念を掲げるだけで、当の女性にそっぽを向かれたら進まない▲

 与謝野晶子はかつて政治をテーマに評論している。女性の参政権が認められていない状況を憂い「国事は皆さんの家事の一部であり、国政は皆さんの家政の一面であると言われます」と関心を促す▲

 女性が参政権を求める運動は大正時代に本格化したが、認められるのは戦後で、20年以上もかかった。きょうは知事選と松山市長選の投票日。当たり前に受け取っていた投票用紙も、先人の女性たちが苦労して手に入れたと考えれば、より重く感じる▲

 先の米中間選挙では、女性が投票率を押し上げた一因とされている。投票は政治に参加するという意思表示でもある。女性が普段、家庭や職場、地域社会で感じている思いや願いを、一票に託す意味は大きい。

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