自伝、エッセー、句集、写真集。作りませんか、自分だけの一冊。
今、自費出版が大人気です。ふるさと自費出版大賞(全国新聞社出版協議会主催)が創設されるなど、全国的な盛り上がりを見せています。自作の俳句や短歌、川柳などを1冊にまとめる人、波乱万丈の半生を書きつづる人、撮りためた美しい写真の数々を、1冊にまとめる人…。
自費出版は難しくありません。あなたも自分だけの本を刊行しませんか?
自費出版 事例
- ちりも積もれば -わが半生 第2巻
- みんなを幸せにするレシピ 簡単なのに毎日がごちそう
- トランパー -伊予吉田の海運偉人伝-
- 穣の一粒
- そうだったのか! えひめ食の探検&ベジフルキッチン
- 池さんものがたり ―愛媛の小さな町の小さなおうちで本当にあった物語―
- 開創千二百年の遍路旅 -俳句で綴る38のメッセージ-
- 山岳八季
自費出版制作の流れ
意外に簡単な自費出版。自分史、旅行記、エッセー、評論、研究論文、句歌集、詩集、画集、写真集……。世の中に出版できないテーマはありません。自分史やエッセーなどの読み物を例に、「自分だけの1冊」が誕生するまでの流れを、まとめました。
- 1持ち込み
- 自費出版を思い立つ理由は人それぞれ。長年頑張った自分へのご褒美だったり、喜寿や金婚式などの記念だったりと、さまざまな動機があります。原稿と使いたい写真、イラストなどを手に小社を訪ねてみてください。
- 2打ち合わせ
- 原稿をどんな形で本にできるか、どれくらいの費用がかかるかを話し合います。本の判型(大きさ)、スタイル(縦組みか横組みかなど)、ページ数(うちカラーはどれくらいか)、紙質などの大まかな希望をお伝えください。この時点では一切費用は掛かりません。
- 3契約
- 打ち合わせの内容をもとに、冊数など細かいケースに応じた見積もりを提示します。検討を重ね、内容に納得いただけた時点で契約を結び、編集作業のスタートとなります。
- 4編集
- プロの目が原稿をチェックします。用字用語の統一、誤字脱字の修正、事実関係の確認など、必要に応じて手を加えます。その本が、さらに光輝くよう新しい提案をすることもあります。
- 5校正
- 実際のページ組みの状態で打ち出した校正刷り(ゲラ)をもとに、著者がチェックします。希望に沿う編集となっているか、書き直したい部分があるか、などを確認する大切な作業です。満足な内容になるまで数回行います。
- 6装丁
- 表紙は【本の顔】。書店に並べた場合、その本を手に取ってもらえるかどうかは表紙次第です。内容とタイトルに最も合うデザインを考えましょう。
- 7印刷・製本納品
- 原稿がすべて完成したら、いよいよ印刷・製本です。汚れや乱丁・落丁がないか細かく確認した上で、待望の本をお届けします。
広告・書店流通
お客様の本を愛媛新聞で告知できます。いずれも、別途経費が必要です。
広告掲載
愛媛新聞紙面に掲載できます。掲載日はご指定できません。
委託販売
愛媛県内主要書店に本が並びます。
自費出版を制作いただいたお客様のご希望があれば、本を預かり、書店での販売を代行いたします。愛媛県内主要書店に本を並べ販売。注文があれば、全国の書店にも発送いたします。
- 事前の原稿審査を通過した作品に限ります。
- 制作部数が200部以上とします。
- 委託販売期間は一年間とします。
自費出版 Q&A
- 判型って何?
- 本の大きさのことです。A4判は210×297mm。エッセーや自分史、句歌集などは、A5判(148×210mm)か一回り小さい四六判(128×188mm)が主流です。
- 並製本と上製本の違いは?
- 表紙が柔らかい並製本に対し、表紙に厚紙を用いたハードカバー本を上製本と呼びます。上製本は耐久性に加えて高級感が増すため、句歌集などに適してします。
- どれくらい書けばいい?
- 四六判の場合、文字の大きさなどで変動しますが、1ページに約600文字入ります。200ページの本を作るとすると、600×200=120,000文字。原稿用紙で300枚分となります。写真や図版、イラストを使うと文字数が少なくなります。
- 費用の決め方は?
- 実は、部数による差はあまりありません。読み物(モノクロ)で並製本の場合、100部単位で部数を変えても数万円しか変わりません。逆に、増し刷りする場合は費用がかさみます。部数で迷った時は、多めに作ることをお勧めします。
- 手書きの原稿でもいいの?
- 手書き原稿でも大丈夫です。ただし原稿をデータ化する費用が別途かかり、誤植してしまう可能性もあります。できれば、パソコンやワープロなどで原稿を作りましょう。
- 写真の持ち込みは?
- 写真はプリントでも、フィルム(ネガ、ポジ)でも、デジタルカメラで撮ったものでも問題ありません。カラー写真もモノクロに変換できます。しかし、画質が劣化することがあります。特にデジタルデータの大きさには注意が必要です。
- 書店で販売する方法は?
- 本の流通システムに乗せて販売します。愛媛県内の書店はもちろん、全国の書店からの注文にも対応します。愛媛新聞紙面や広告を活用し、本を告知できます。詳しくはこちら
- 新聞社になかなか出向けないが?
- 郵送と電話のみでも編集は可能です。ただ、直接打ち合わせて意思疎通を図ることが、よりよい本作りにつながります。なるべく一度は編集者に会うようにしましょう。場合によっては、編集者が依頼者宅へ訪問いたします。
- 国立国会図書館に納品できる?
- 頒布目的の書籍の場合は、必ず国立国会図書館に納品することになっています。それ以外の場合でも、希望された場合は、小社が手配します。
愛媛新聞サービスセンターで、あなたの本を自費出版しませんか?
愛媛新聞創刊以来の資料や、経験に富んだ編集スタッフが、あなたの原稿に肉付けし、さらに磨き上げます。
お気軽にご相談ください。
お問い合わせ
(株)愛媛新聞サービスセンター 出版事業
〒790-0067 松山市大手町1-11-1
TEL:089-935-2345 FAX:089-947-7656