新聞印刷の流れ

Company

新聞ができるまでの流れをご紹介します。

給紙

新聞印刷機(輪転機)は3階建てのビルに相当する吹き抜け空間に設置されています。その1階部分には、印刷に使用する紙を準備する給紙設備があります。それに隣接して、直径約1.2メートル、幅約1.6メートルもの巨大なロール紙を222本保管できる立体紙庫を設けています。その日に使用するロール紙は印刷スケジュールに応じて、5台のAGV(無人搬送車システム)により、自動で輪転機まで運ばれセットされます。

  • 【立体紙庫】ロール紙222本が保管できる立体紙庫。温湿度管理機能により、紙の品質を保つ。

  • 【自動紙継ぎ装置】セットされたロール紙が印刷中に少なくなると、次のロール紙が同じ速度で回転を始め、自動で紙継ぎされる。

刷版

刷版とは、紙面データを焼き付けたアルミ板で、印刷物の原版です。愛媛新聞社から専用回線で紙面データを受信し、CTP(自動成型機)で出力して輪転機に取り付けます。 この刷版は新聞1ページ当たり、モノクロ印刷では墨(ブラック)版を1枚使用します。フルカラー印刷では、藍(シアン)、紅(マゼンタ)、黄(イエロー)、墨(ブラック)のインキ4色を順番に重ね刷りして、全ての色を表現することから、それぞれの色用に1枚ずつ、計4枚の刷版が必要になります。

輪転機の版胴に取り付けられる刷版

印刷された後に折り機に入る新聞

印刷

工場には最大40ページの新聞を印刷できる超高速オフセット輪転機を2セット備えており、24ページのフルカラー印刷が可能で、色彩豊かな紙面を送り出しています。
輪転機が回り始めると、セットした刷版に水を供給します。文字や写真の部分は水をはじく仕組み(オフセット印刷)になっていて、続いてインクを塗ると、今度は水が付いていない文字や写真の部分にだけインクが付きます。そのインクはブランケットというゴム面に転写され、そこからさらに紙に転写され印刷されます。これらの工程は目にも留まらぬ速さで行われ、1時間に最大18万部もの新聞を刷ることができます。
印刷された新聞紙は、輪転機にたくさんあるローラーを高速で流れ、ページの順番通りに重なり、出口の折り機に入って裁断され、製品となります。

印刷された後に折り機に入る新聞

発送

折り畳まれた新聞は搬送キャリアーで空中を飛ぶように発送部門へ次々と流れていきます。カウンタースタッカーという機械で部数を数え、販売店名や輸送路線を書き込んだ宛名用紙を添付。ビニールで包装し、バンドで束ねます。後はベルトコンベヤーでトラックゲートへ。どのトラックに積み込むかもオンラインで管理して自動的に振り分けます。

折り畳まれた新聞を発送部門へ送る搬送キャリアー

Photo Gallery

会社見学ツアー

新聞が作られる工程を実際に見ていただき、愛媛新聞をより身近に感じていただけるよう社内見学を実施しています。見学場所は本社(松山市大手町1丁目)と印刷センター(伊予市下三谷1番7)でともに所要時間は約90分です。詳しくはお申し込み時にお尋ねください。

本社見学コース
記念撮影、DVDとスライドによる概要説明の後、編集局フロアをご覧いただきます。
印刷センター見学コース
記念撮影、DVDとスライドによる概要説明、地下免震構造、給紙部、立体紙庫、輪転機などの見学と、今と昔の新聞のできるまでなどを展示した「ピントギャラリー」をご覧いただきます。
※写真・ビデオ撮影も原則可能ですが、機器に影響を与える可能性がありますのでフラッシュ撮影はご遠慮ください。
※輪転機は稼働していない場合もあります。ご了承ください。
お申し込み方法
原則として学校、子ども会、サークルなどの10人程度の団体単位で1カ月前までにお申し込みください。
見学時間
月曜~金曜(祝日、年末年始を除く)午前10時~午後3時の間
※最終開始時刻は午後1時30分です。
注意事項
  • 見学日時が重なる場合や業務の都合で、日程を調整させていただくことがあります。
  • 社内での案内が困難な場合は、見学内容を変更させていただくことがあります。
  • 車椅子のご利用の場合は事前にご連絡ください。

お問い合わせ・お申し込み

地域読者局 読者部
電話:089-935-2012/FAX:089-946-9015

受付時間:月曜~金曜(祝日、年末年始を除く)午前9時~午後5時

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