【あめはれ育児ノート】毎日のご飯、どうしてる?②
2023年11月21日(火)08:00
5歳の長女は牛乳が大好きです。売り場ではうれしそうに自分で選び、味の違いも分かるようで「推し」の銘柄もあるほど。欲しがるままに飲ませていると1リットルのパックが1日でなくなります。
ただ、最近「幼児は1日200ミリリットルまでを目安に」「飲み過ぎは貧血につながる」という情報を見て心配に。少しずつ適量まで減らそうと決めました。
「牛乳おかわり」とコップを差しだす長女に幼児食の本を見せ、飲み過ぎは体に良くないらしいことを伝えてみます。ところが「今日はたくさん飲んだから、後はお茶にしてね」と告げると、長女の表情がみるみる曇り、涙がぽろり…。
夕飯後も、お風呂の後、寝る前も、控えめながら何度も何度も「もう、牛乳だめ?」と聞いてきました。夫も見かねて「ジュースよりいいやろ、飲ませてやれば」。わたしも意地悪しているような気分で胸が痛くなってきました。
うーん、毎日大量にとり続けるのでなければ大丈夫か。「一度にたくさん注がず、少しずつ与える」「食事の時は、ご飯をしっかり食べられたらおかわりOK」とルールを決め、慣れるまでぼちぼちやってみます。

牛乳と長女。ちなみに低脂肪乳は見ただけで見破られ、拒否されます
牛乳の話は一例ですが、幼児に栄養バランスのとれた食事を取らせるのは至難の業だと思います。そもそも忙しく時間が取れない、子の妨害で食事作りに集中できない、せっかく作っても子が食べないのトリプルパンチ。
理想を抱いて本を読んだり通信講座で勉強したりもしましたが、結局は臨機応変。子どもが機嫌良く食べてくれるのが一番、この一言に尽きます。それでもいくつか我が家なりに考えたことがありますのでご紹介しますね。
まず「朝食はタンパク質を意識」。過去に管理栄養士さんを取材した際、朝食に不足しやすい栄養素だと聞いたので気にしています。ハム、チーズ、ちくわ、納豆、魚肉ソーセージ、ヨーグルト。子どもの気分や食欲に合わせて出したり引っ込めたりできる既製品はありがたく、冷蔵庫にないと落ち着きません。

おままごとで自由にごちそう?を並べる子どもたち。毎食しっかり食べてほしいけれど、安定しないのが悩みです
野菜もぜひ食べてもらいたいところ。野菜不足が続いているなと思う時は、ピザ用チーズをレンジで溶かして最終手段「チーズフォンデュ」にします。すると不思議、ゆでただけのニンジンやブロッコリーがどんどん消えていきます。パンと一緒に家族でもりもりいきましょう。カロリー? 最終手段なので気にしません。
余談ですが、長女があれだけ愛する牛乳、次女はかたくなに飲もうとしません。同じように育てたつもりなのに、子どもの食は謎ばかりです。