オープンを前に地元園児招待
甘い実り ブドウ収穫最盛期 西予・宇和の観光園
2022年8月5日(金)(愛媛新聞)

ブドウ狩りを楽しむ園児=5日午前、西予市宇和町下川

ブドウ狩りを楽しむ園児=5日午前、西予市宇和町下川
愛媛県内有数のブドウ産地、西予市宇和地域で収穫が最盛期を迎えている。7日に開園する同市宇和町下川の観光ブドウ園「三好武夫農園」では、オープン前の5日に招待された地元の園児たちが大きく育った甘い果実を一足早く堪能した。
約60アールの園地で10品種を育てる同園で下宇和保育園の年長組8人がデラウェアとブラックオリンピアの収穫を体験した。子どもたちは踏み台に上り、精いっぱい手を伸ばして房を摘み取り、大事そうに一粒ずつ頬張った。ブドウが大好きという園児(5)は「楽しくできた。また家族で来たい」と喜んでいた。
入園料は食べ放題で中学生以上1500円、小学生800円、3歳以上500円。8月末ごろまで。問い合わせは同農園=電話0894(62)4784。