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台風4号、5日夜に県内最接近 土砂災害や増水に警戒を

2022年7月4日(月)(愛媛新聞)

台風接近に備え、いけすが流されないよう固定する作業に追われる養殖漁業者の従業員ら=4日午後、伊方町川永田(撮影・秋山雄作)

台風接近に備え、いけすが流されないよう固定する作業に追われる養殖漁業者の従業員ら=4日午後、伊方町川永田(撮影・秋山雄作)

 台風4号は4日、東シナ海を北上した。進路を東寄りに変えて5日朝には九州に上陸し、6日にかけて西日本から東日本の太平洋側を東に進む見込み。県内には5日夜のはじめごろから遅くにかけて最接近する見込み。松山地方気象台は4日午後8時31分、県気象情報を出し、南予では5日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。

 

 県内は4日、暖かく湿った空気が流れ込み、南予を中心に大雨となった。気象台によると、降り始めから4日午後8時までの降水量は愛南町御荘で224・5ミリ、鬼北町近永で133・0ミリ、宇和島で91・5ミリ。県災害警戒本部によると、4日午後6時現在、被害の報告は入っていない。

 

 気象台は4日午後3時43分、南予南部に大雨(土砂災害)、洪水警報を出した。県と気象台は4日午後7時25分、土砂災害の危険度が高まっているとして、宇和島市に県土砂災害警戒情報を出した。宇和島市は733世帯1741人に避難指示を出した。

 

 宇和海でアジやマダイを養殖する中田水産(伊方町川永田)の従業員らは4日午後、養殖いかだが流されないよう固定する作業に追われた。沖合にある80台を海中のコンクリートにロープでつないで固定し、網の傷みの有無などを確認した。中田明浩社長は「まだ風が強くないので大丈夫だと思うが、台風が来るたびに大仕事になる。ロープが切れたり海に流されたりしないか」と心配していた。

 

 かんきつ農家にとっては久しぶりの恵みの雨となった。清見タンゴールなどを育てる伊方町三崎の農業中村俊輔さん(42)は「日照りが続き、スプリンクラーでの灌水(かんすい)を検討していたが、ひとまずなんとかなりそうだ」と一安心していた。

 

 気象台によると、県内では5日夕方にかけて局地的に雷を伴う激しい雨が降る見込み。5日に予想される1時間降水量は多い所で東中予30ミリ、南予50ミリ。6日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で東中南予とも50~100ミリ。

 

 県内では5日昼前に強風域に入る見込み。5日に予想される最大風速は東中南予とも陸上13メートル、海上18メートルで、最大瞬間風速はいずれも25メートル。波の高さは東中予2メートル、南予3メートルで、南予では6日にかけてうねりを伴った高波が続く見込み。

 

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