全国高校野球選手権 愛媛大会54チームの横顔
松山西中等教育学校野球部
2022年6月27日(月)(愛媛新聞)
【投手5人で小刻み継投】
部員13人と少ないが、中学から一緒に汗を流した仲間ばかりで、絆の強さとガッツを前面に出す。リハビリ中の3年藤田の思いを背負い、7年ぶりの初戦突破を目指す。
攻撃はチームをけん引するもう一人の3年、藤本が得点源。左打ちの岡崎、長打力ある谷、シャープに振り抜く池永、情熱あふれるプレーの井手らがバントやエンドランも駆使して得点を狙う。
投手陣は2年1人、1年4人の計5人でつなぐ。コントロールの良いストレートとカーブでカウントを稼ぐ池永、球速のある井上と大沢、打者のタイミングを外す真鍋、サウスポー村木と異なるタイプがそろい、打者や状況に応じた小刻みな継投で抑える。
◆藤本寛太主将◆
少人数だからこそ全員が試合経験を積んできました。目の前の一球を全力で追いかけ、勝利をつかみ取りたいです。
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