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虎キチで酒場観戦記 ―愛媛からおらぶ阪神愛―

 

矢野燿大監督のユニホームを着て勝利を喜ぶ店主の露口義友さん

矢野燿大監督のユニホームを着て勝利を喜ぶ店主の露口義友さん

 

矢野燿大監督のユニホームを着て勝利を喜ぶ店主の露口義友さん

矢野燿大監督のユニホームを着て勝利を喜ぶ店主の露口義友さん

 

 阪神タイガースに愛媛からエールを―。記者は日々の勝敗によって、気分が左右されてしまうほどの虎ファンだ。しかし、今季はいきなりセ・リーグ史上ワーストの開幕9連敗。あと一歩で優勝を逃した昨季の悔しさも相まって、残念でならない。
 とはいえ、決してあきらめないのがファンのさが。巻き返しに向け、何とか後押しをしたい。そこで思いついたのが、虎ファン歴50年以上の大将が松山で営む居酒屋での応援。名物の料理とお酒を楽しみつつ、テレビ越しに選手を鼓舞した。タイガースを愛してやまない店主との酒場観戦記をお届けする。(西尾寛昭)

■いざ、虎ファンの店へ

 

松山市の樋又通りにある「屋台・虎キチの店」。一目で虎ファンと分かる店構えで、自転車も虎カラー

 松山市の樋又通りにある「屋台 虎キチの店」(松山市道後北代2丁目)。チームカラーの黄色を前面に押し出し、一目で虎ファンと分かる店構えだ。屋台風の店内に入ると、矢野燿大監督や、「火の玉」と称された剛速球で知られる藤川球児氏ら往年のスター、豪快なスイングで昨季、新人王を争った佐藤輝明ら現役選手の色紙、ユニホーム、バットが所狭しと並ぶ。

 店主の露口義友さん(75)は近くにある「すし割烹 すし友」で48年腕を振るった。「元すし屋やけん、だしと材料にはこだわっとるんよ。旬のおいしい物を食べてもらいたい」。息子に引き継いだ後の2019年3月、虎キチを開店。阪神のナイター、デーゲームの公式試合に合わせて営業している。

 

マグロやイカなどの刺し身を出す露口義友さん。口に入れると、とろけるような味わい

 観戦したのは、6月2日のナイター。甲子園球場で西武との交流戦だ。「ここぞという時、捕手が構えた所に投球が来るかどうか。ミット通りなら、打たれても野手の正面を突きますよ」。露口さんが冷静に話す中、先発投手・ガンケルのコントロールは立ち上がりから「ビッタビタ(狙い通り)」。テンポも良く、4番山川穂高をはじめとする強打者を次々と封じていった。

 「大将、先発は調子よさそうやな」「相手打線をスパッと抑えてほしい。打撃にもリズムが出るんよ」…。先客を含む3人で野球談議に花を咲かせつつ、上品なだしのうまみが利いた「ハチクのタケノコ」や、新タマネギ、すじ肉などのおでんに舌鼓を打った・・・

果たして、阪神は勝てるのか!?そして、露口さんがここまで阪神を愛する理由とは…

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