Eのさかな シンガーソングライター・井上昌己さん
[後編]愛媛の魚の美味しさを全国へ!
2022年5月16日(月)(その他)
「Eのさかな」は愛媛県の魚を中心に食・自然・観光などの文化を全国に紹介していきます。今回は愛媛県八幡浜市出身のシンガーソングライターで「やわたはま応援隊」の井上昌己さんに、海や魚にまつわる思い出について語っていただきました。
【デビュー33年目を迎えて】
ここ数年はコロナ禍で東京近郊でしか活動できていませんが、無観客ライブやオンライン配信も使いながら、月に1回のペースでライブを行っています。大きなライブではヒット曲が中心になるので、マンスリーライブではアルバムに入っている曲を選び、いろいろな曲をお聴かせできるようにしています。
コロナ前は地元に関わる仕事をする機会も多くあり、八幡浜市の公式PRキャラクター「はまぽん」のテーマソングや、八幡浜で行われる「世界マーマレード大会」のテーマ曲などを手がけました。少しでも故郷のお役に立てていれば幸いです。
最近の活動としては、昨年末に過去のライブ映像・代表曲のビデオクリップ集をDVD化した作品集を、1月にミニアルバム「レッドアイは知っている」をリリースしました。当時の懐かしい映像と、現在の井上昌己を存分に堪能していただけると思います。
私は、現在デビューして33年目になります。ここまで長くやってこられたのは、ファンの方たちのおかげだと本当に感謝しています。歌というのは、その当時の思い出をよみがえらせるキーアイテムだと思っています。例えば、サードシングルの「YELL!-16番目の夏-」(1989年)は高校野球のテーマソングとして『熱闘甲子園』で起用されましたが、今でも夏の甲子園の時期になるとラジオでリクエストがあるそうでとても嬉しいです。私にとっても思い出深い曲で、そのご縁で甲子園の観戦にも行きましたし、大阪桐蔭高校(野球部)卒業生の結婚式で歌ったこともあるんですよ(笑)。元々野球雑誌を購読するくらい高校野球が大好きなので、母校の八幡浜高校が春のセンバツ甲子園に出場したとき(2004年)も一生懸命応援しました。
私の歌を聴くことで、ファンの方たちが人生の1シーンを振り返るきっかけとなれたら幸いです。だからこそリリース当時のキーで歌い続けられるように、ボイストレーニングや声の出し方など工夫しています。聴いてくれる方がいる限り、歌い続けたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。
【Eのさかなの読者の皆さんへ】
最近は東京でも愛媛の魚やじゃこ天を置いてあるスーパーが増えてきたような気がします。東京のせとうち旬彩館(愛媛のアンテナショップ)では毎年「八幡浜フェア」を開催していて、その日は1日店長を務めさせていただいています。甘平などの柑橘類やじゃこ天など、八幡浜の特産品を販売するのですが、ファンの方がたくさん足を運んでくださり、好評いただいています。そういうイベントをもっと県外の皆さんに知ってもらい、愛媛の良いところをPRできたらと思います。
また、全国の人たちに愛媛に来ていただき、愛媛のおいしい魚を食べてほしいです!!
過去のライブ映像・代表曲のビデオクリップ集をDVD化した
「LIVE&CLIP Collection 1990-1996」、
1月にミニアルバム「レッドアイは知っている」をリリース。
また、過去のアルバム18タイトルがサブスクで聴けるようになりました。
「Eのさかな」は「さかな文化」を代表とする愛媛の食・暮らし・自然・文化などを取り上げ、分かりやすく情報を発信するフリーペーパーです