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2022
814日()

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イノウエカナコの段畑日記 ③芽出しスキル

 

まるで城壁のようにそびえ立つ段畑。私がこんなに小さく見える

まるで城壁のようにそびえ立つ段畑。私がこんなに小さく見える

師匠の山内さんに教わりながら、芽を探す探す

師匠の山内さんに教わりながら、芽を探す探す

芽かきで抜かれた芽。大収穫のため…ごめん!

芽かきで抜かれた芽。大収穫のため…ごめん!

コンクリートに近い方が育ちがいい。蓄熱効果のおかげ

コンクリートに近い方が育ちがいい。蓄熱効果のおかげ

段畑を望む公園には、梅が花を咲かせていた。春よ、来い

段畑を望む公園には、梅が花を咲かせていた。春よ、来い

 第1号のジャガイモの芽の発見から10日ほどたったころ、JAえひめ南の職員さんから「結構出てきとる」とうれしい連絡を受けた。芽が出た部分のマルチシートを破る「芽出し」と、余分な芽を除く「芽かき」の作業を教わるべく、同JA宇和海第一支所長の山内富幸さんと待ち合わせをした。

 2月18日(金)晴れ

 今回は、海岸付近から畑まで歩いて上がってみることに。案内標識に従って細い階段を抜けると段畑の間を通る広い道に出た。青々とした畑と海を眺めながらてくてく。暖かい日差しが降り注ぎ、「ピーヒョロロロ…」とトビの鳴き声も心地よい。坂道も苦にならず、あっという間に着いた。

 畑に降りる階段からでも分かった。「めっちゃ生えとる!」。思わず声が出るほど畑の様子は見違えた。マルチシートに覆われた畝それぞれに、1~3個の小さな芽がぽつぽつと顔を出していた。

 興奮していたところに山内さんが到着。シートを触って芽が出ているかどうか確かめていくが、正直、軟らかいはずの芽と小石の違いすら分からない。山内さんは慣れた様子で「ここにもあるよ」と次々発見。「開けてみ」と渡された金属製の棒でシートを破ると芽がひょっこり。さすがだ。

 芽出しをするのは、黒いマルチシートが直射日光で高温になるため、芽を出してあげることで葉が焼けるのを防ぐためだそうだ。

 作業を続けていると、畝と畝の間に何かの根っこのようなものが転がっているのに気付いた

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