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2023
123日()

県施設「えひめこどもの城」

ジップラインなど障害者一律拒否の利用規約変更

2021年12月6日(月)(愛媛新聞)

 県の施設「えひめこどもの城」(松山市西野町)の「ジップライン」など二つのアトラクションで、障害者が一律、参加できない利用規約になっていた問題で、県などは6日までに規約を見直した。障害の有無にかかわらず安全上の条件を設けており、必要に応じて利用の「適否を確認することがある」などとしている。

 

 利用規約を変更したのは「ジップライン」と「四輪バギー」。県は、障害者が一律、利用できない旧規約は「障害者差別解消法に抵触する可能性がある」として見直しを進めていた。変更は11月24日付。

 

 ジップラインの新しい利用条件は「身体的、精神的に特に強い負担がかかり、事故または傷害の可能性があることを理解し、本施設からの指示を遵守すること」などとなっている。

 

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