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静かな住宅街で惨劇

「なぜこんな事件が」一家知る近隣住民ら悲痛な表情

2021年10月14日(木)(愛媛新聞)

3人が死亡し、規制線が張られた現場付近=13日午後7時半ごろ、新居浜市垣生2丁目

3人が死亡し、規制線が張られた現場付近=13日午後7時半ごろ、新居浜市垣生2丁目

 静かな住宅街で惨劇が起きた。13日夕、愛媛県新居浜市垣生2丁目の住宅で3人が刃物で刺されて死亡した事件。現場はパトカーや救急車のサイレンが鳴り響き、一家を知る住民らは一様に戸惑い、悲痛な表情を見せた。(1面参照)

 

 亡くなったのは岩田友義さん(80)と妻のアイ子さん(80)、三男の健一さん(51)。近隣住民の話では、岩田さん夫妻は30年以上前から住んでいるという。昨年、垣生2丁目2組の組長として地域の世話をしており、社交的なアイ子さんが広報紙を配ったり、地域行事に積極的に関わったりする姿を多くの人が目にしていた。

 

 近くの高齢女性は「アイ子さんは、組の会合でもはっきりと発言ができるさっぱりとした真面目な人だった。突然亡くなって悲しい」と目を落とした。

 

 自治会関係者によると、健一さんはもともと鉄工関係の仕事をしており、実家を出て生活していたが、いつからか実家に戻っていた。本人から「体を悪くして働けなくなった」と聞いたことがあるといい、「何が何やら分からん」と信じられない表情だった。

 

 同関係者によると、数日前の昼ごろ、アイ子さんが「見知らぬ男が来た」と話していたという。事件では、現場でナイフを所持していたとして銃刀法違反容疑で河野智容疑者(53)が逮捕された。近くの女性は、健一さんと河野容疑者の間にトラブルがあったとの話を聞いたことがあるという。

 

 夕方に救急車やパトカーのサイレンが鳴り響いて事件を知ったという近隣の80代男性は「普段は静かな住宅街。約20年住んでいるがこんなことは初めてで驚いている。早く事件解明が進んでほしい」と語った。

 

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