夏の高校野球・愛媛大会
松山商業高校野球部
2021年7月6日(火)(愛媛新聞)
【粘り身上 古豪復活期す】
昨秋は県ベスト8、今春は4強と成績を伸ばし、9年ぶりにシード入り。春の県大会で挙げた2勝は、ともに終盤に逆転し、1点差で制した。粘り強さを身上に、古豪復活を期す。
就任2年目の大野監督は、守りに重点を置いたチームづくりを進めてきた。先発が予想される安藤は内角を中心にコーナーに投げ分ける。左腕松崎は鋭いスライダーが武器で、走者を背負っても簡単にはホームを踏ませない。捕手の山本英は声がよく出て、仲間を奮い立たせている。
攻撃では、春は9番を打っていた主将の平岡が急成長し、中軸に座る。バントなど小技を駆使して次の塁、次の1点をこつこつと奪い、主導権を握る。
◆平岡拓朗主将◆
決してあきらめず、最強の挑戦者として全てを出し切り、21年ぶりの夏の甲子園出場に向け最後まで戦い抜きます。
愛媛のスポーツマガジン「E-dge(エッジ)」7・8月号でも、各チームを特集しています。