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テニス全日本選手権県予選

女子・長谷川(伊予銀)が3大会連続5度目のV

2021年5月10日(月)(愛媛新聞)

【女子決勝】ラリー戦を制し、5度目の優勝を飾った長谷川茉美=県総合運動公園テニスコート

【女子決勝】ラリー戦を制し、5度目の優勝を飾った長谷川茉美=県総合運動公園テニスコート

 テニスの全日本選手権西日本大会県予選兼国体県予選は7~9日、県総合運動公園テニスコートで男女シングルスのトーナメント戦を行った。男子は楠原悠介(伊予銀行)が初優勝し、女子は長谷川茉美(伊予銀行)が3大会連続5度目の頂点に立った。

 

 9日の決勝で長谷川は浜田暖菜(新田高)にストレート勝ちした。

 

 優勝した2人は西日本大会(9月14日開幕・兵庫県三木市ブルボンビーンズドーム)の出場権を獲得。国体については、国内ランキングと今大会の成績を基に選出された男女各4人が最終予選会に臨み、男子上位2人が国体に出場する。女子上位2人は四国予選(7月31日、8月1日・徳島県)に進む。

 

【小柄な女王、ジュニアには高い壁/女子・長谷川】

 

 女子決勝は県内の第一人者、長谷川が高校生の挑戦を退けた。積極的に打ち抜くのが持ち味の29歳は第1セット序盤、ミスが多く出るとゲームプランを変更。経験に裏打ちされた状況判断力が快勝につながった。

 

 選択したのは「相手の長所を消す」だ。対戦した浜田は粘り強く拾ってミスを誘い、主導権を握るタイプ。ゆったりとした返球を強打するのは難しく、強い風も相まってショットがコートに収まりきらないでいた。そこで「まずはしっかりラリーすると決めた」。

 

 すると気持ちに余裕が生まれ、プレーが安定。一方で低く、浅いボールで浜田の体勢を崩すことは意識し、甘い返球はたたいた。第5ゲームでブレークを許し、3―2とされたところまでは接戦だったが、ここから3ゲーム連取。第2セットも6―2でものにした。

 

 伊予銀行に入り8年目。例年は国内大会を転戦してきたが、昨年は新型コロナでツアーがストップ。生まれた時間は「変化を求め、ひたすら練習してきた」という。徐々に再開し始めた公式戦で、有意義な期間だったと証明していくつもりでいる。

 

 今大会は3試合全て新田高勢と対戦。身長154センチの小柄な女王は、県内ジュニアの高い壁でもある。「自分との試合で、少しでも何かつかんでくれたらいいな」と笑顔を見せた。(和泉太)

 

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