西予市図書交流館
おすすめ本紹介(4月)
2021年4月8日(木)
図書館には一般書のほか、児童書、絵本、紙芝居など
さまざまな資料があります。
多々ある魅力的な本の中から、毎回何冊かを取り上げご紹介します。
📖新入荷図書(絵本)
・大型えほん 「おやさいどうぞ」
阿部真由美:絵 きのしたけい:作 コクヨ:発
シンプルなしかけがあります。
野菜の皮を引っ張ると、ぺりっと皮がむけます。
野菜ごとに、いろいろな切り方の絵を楽しんで、
おなべに入れて、おいしいカレーとサラダのできあがり。
「はい、どうぞ」
みずみずしい野菜と、子どもたちの大好きな「はい、どうぞ」を
楽しめる大型絵本です。
「くだものどうぞ」もあります。
~上記以外にも、大型絵本、大型紙芝居等が増えています~
・「あっごきぶりだ!」
塚本やすし:著 ポプラ社:発
あっごきぶりだ
家族みんなで楽しい夕食の時間です。
「あっ!なんかいるよー!」
そこにいたのは・・・・・・。
それに立ち向かう「家族愛」。
悲鳴をあげながらドタバタだけど、ナイスチームワーク。
一件落着、平穏を取り戻して家族団らん。
珠玉のゴキブリ・ストーリー。
・「ミツバチたち」
カーステン・ホール:文 イザベル・アルスノー:絵 化学同人:発
文体は詩的でリズミカル。
ミツバチたちの暮らしや、役割、大切さがよくわかります。
・「世界遺産知床の自然と人とヒグマの暮らし」
伊藤彰浩:写真 伊藤かおり:文 少年写真新聞社:発
ヒグマは観光資源であるとともに、害獣。
ヒグマの1年の暮らしがわかり、ヒグマと人との距離感、
共存の難しさもあらためて感じさせられます。
しっかりした紙質の美しい写真絵本です。
・「やとのいえ」
八尾慶次:作 偕成社:発
やと(谷戸:底の平らな浅い谷)ののどかな農村の家の、
150年にわたる人々の暮らしとその変化を見つめます。
自然豊かだった丘陵地がニュータウンへと変貌していく姿が
精緻な絵で描かれています。巻末に詳しい解説があります
~ほか、いろいろな一般書・児童書が入りました
📖読み継がれる名作紹介
・「嵐が丘」
E・ブロンテ:著 新潮社:発
非常に激しい性格のキャサリンとヒースクリフを中心に
繰り広げられる物語で、人間の愛情や憎悪が表現されます。
救いようのない復讐劇と言われますが、恋愛小説、
心理ホラー、心理サスペンス、コメディ小説でもあります。
不朽の名作は、時代が変わっても人々の心を捉えて放しません。
人間の心とか滑稽さとか、葛藤を持ちながら生きることとか、
普遍的な何かを的確に表していて、私たちの心を打つんで
しょうかね。
タイトルの「嵐が丘」、とは名訳です。
・「ひかりとおとのかけくらべ」
かこさとし:著 田畑精一:絵 童心社:発
「かこ・さとし かがくの本」シリーズの中の1冊。。
宇宙や自然、子どもたちの身の周りのさまざまな現象を
わかりやすく解き明かしてくれる絵本です。
子どもたちとの豊富な交流の中から、
どう伝えたらいいかという理論を持つ著者が、
科学の基本を語りかけてくれます。
🌷ロビーにて、
市民の方や市内小学生の絵手紙作品などを展示しています。
<゜)))彡「新聞紙・ガムテープを使ったこいのぼり」は、
愛媛新聞掲載記事を参考に作ったものだそうです!!