愛媛新聞ONLINE

2021
129日()

新聞購読
新規登録
メニュー

春季四国高校野球・県大会

第1日 1回戦【吉田 10-9 松山聖陵】吉田粘り5点差逆転 松山聖陵 9回ミス響く

2021年3月31日(水)(愛媛新聞)

【吉田―松山聖陵】2回表吉田1死満塁、平田が右中間に2点二塁打を放ち、3―0とする=宇和島丸山球場

【吉田―松山聖陵】2回表吉田1死満塁、平田が右中間に2点二塁打を放ち、3―0とする=宇和島丸山球場

 春季四国地区高校野球県大会は30日、坊っちゃんスタジアムなど3球場で開幕した。1回戦8試合が行われ、昨秋の県大会ベスト4の小松と丹原が準々決勝進出を決めた。

 

 吉田は終盤に5点差をはね返し、松山商も逆転勝ちを飾った。今治西は北宇和に打ち勝ち、西条はコールド勝ちした。済美は終盤に打線がつながり勝ち越した。新田は投打がかみ合い、逃げ切った。

 

 大会第2日は31日、今治球場と坊っちゃんスタジアムで準々決勝4試合を行う。準決勝は4月2日、決勝は3日の予定。

 

 

 

 【評】吉田が終盤に盛り返して逆転勝ち。4―9の八回、中村、三好の連続二塁打と平田の適時打で2得点。九回は2死満塁から秋岡の内野安打で2点差。さらに敵失に乗じて一挙3点を奪い、試合をひっくり返した。

 

 松山聖陵は1―4の五回、奥川らの連続2点打で勝ち越し、六回も4点追加。しかし最終回のミスが響いた。

 

 

 

◆まだまだ甘かった◆

 

 【松山聖陵・奥川二塁手】(2安打4打点。一時逆転も実らず敗れ)「自分が打たないと負けるという気持ちで打席に立った。勝てなかったのは自分たちがまだまだ甘かったということ。夏までにもっと粘り強さを身につける」

 

 

 

【諦めぬ姿勢貫く 吉田】

 

 相手の送球ミスで得た最終回の大量点が勝利を決定づけたとはいえ、一度逆転を許しながら流れを引き戻し、昨夏の県王者を退けた吉田ナインの粘りは見事だった。

 

 序盤、主導権を握ったのは吉田だった。二回、1番平田の2点二塁打など長短4安打で3点先制。四回は2死二塁から再び平田が「カウントを取ってきたカーブを狙い打ちした」と左中間を破る三塁打で加点した。

 

 しかし五、六回と先発三好が松山聖陵に集中打を浴び計8失点。それでも選手らは「最後まで諦めなかった」と口をそろえた。八回、中村と三好の連続二塁打で息を吹き返した打線は九回もつながり、満塁機で投手にプレッシャーをかけたことが土壇場の再逆転に結びついた。

 

 最後の打者を三振に仕留め、小さくガッツポーズした三好は気持ちの勝利を強調。小松との次戦に向け「しっかりコースを突いてコントロールしていく」と気を引き締めた。

 

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。