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JR四国に4―2

松山フェニックス 2年ぶり頂点 春季四国社会人野球

2021年3月16日(火)(愛媛新聞)

【JR四国―松山PX】登板し、2回無失点に抑えた松山PX・大槻=14日、坊っちゃんスタジアム

【JR四国―松山PX】登板し、2回無失点に抑えた松山PX・大槻=14日、坊っちゃんスタジアム

 社会人野球の春季四国大会最終日は14日、坊っちゃんスタジアムで決勝を行った。松山フェニックス(PX)がJR四国(香川)を4―2で破り、2年ぶり2度目の優勝を飾った。

 

 松山PXは0―1の三回、高畑と近藤(新居浜市出身)の連続タイムリーで逆転に成功した。同点で迎えた八回には、無死満塁から井上(松山商高出)と山口に適時打が出て2点を勝ち越し、そのまま逃げ切った。

 

 大会の最高殊勲選手賞と首位打者賞に松山PXの山口晃平(9打数8安打)、敢闘賞にJR四国の石丸慶次郎(西条高出)が選ばれた。石丸はこの日、決勝に先立ち行われたアークバリア(香川)―JR四国の準決勝に登板し、延長11回を投げ、自責点ゼロだった。

 

 

 

【守りからリズムつかむ】

 

 今季の戦力図を占う春季四国大会。松山PXは、都市対抗本戦出場の壁となるJR四国を決勝で退け、頂点に立った。宿敵がこの日、準決勝に続く2試合目だったことを差し引いても、収穫の大きい勝利となった。

 

 分厚い投手陣を前面に、守りからリズムをつかむ―。田渕監督が今季思い描く必勝パターンがはまった。中でも大きな存在となっているのが、2番手で登板した大槻だ。

 

 2年目の左サイドハンドは自分を見つめ直し、開花の兆し。「昨季はただ強いボールを投げることを考えていたが、自分にはどんなボールがあって、どうすれば抑えられるかを研究した」

 

 直球は速くて125キロ前後。タイミングを外すため投球フォームに緩急をつけたほか、ナチュラルに沈む「動くストレート」をどんどん織り交ぜる。決勝では六回からの2イニングを無失点に抑え、八回の勝ち越し点を呼び込んだ。

 

 前日の準決勝では、阿部と道原の四国独立リーグ出身組も救援登板し、ゼロに抑えた。JR四国戦に先発し、5回2失点と役割を果たした伊藤は「頼りになるし、刺激にもなっている」。企業チームと互角に渡り合うための武器が今季はある。

 

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