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エネルギー届けたい 愛媛FC 青野GMに聞く

2021年3月6日(土)(愛媛新聞)

「ファン・サポーターにエネルギーを届ける」とクラブ運営について意欲を語る青野大介GM

「ファン・サポーターにエネルギーを届ける」とクラブ運営について意欲を語る青野大介GM

 愛媛FCのゼネラルマネジャー(GM)に昨年11月末、元選手で前アカデミーダイレクターの青野大介氏(41)=西条市出身=が就任した。起用から3カ月。役職への意気込みや、J2で16年目を迎えたクラブの針路について聞いた。

 

 

 

―GMのポストは長く空席だった。役割は。

 

 クラブによって定義が違うが、うちの場合はフットボール部門全体の責任者のような立場。クラブのフィロソフィー(哲学)を言語化し、共有することに力を注ぎたい。まずはクラブスタッフが関わり、活動文化に変える。その次にファン・サポーターにも、同じビジョンを持ってもらう。「愛媛FCはこういうもの」というのを、クラブに関わるみんなで共有させたい。

 

 

 

―愛媛FCの価値とは。

 

 選手に限らず人を育て、クラブで育った人たちでサポーターにエネルギーを届け続けることが僕たちにできること。成長を求める選手を受け入れることも価値になる。小さなクラブだからこそつながりが強く、チャレンジもしやすい。

 

 

 

―近年の選手編成は、愛媛出身者や過去のチーム在籍者が多い。

 

 今後も内側で育て、成長した選手がほかのクラブを経験して、また愛媛に帰ってくる循環はつくりたい。ただ、クラブとしてのレベルが上がらないのなら、どこかでやり方は変える必要はある。

 

 

 

―トップチームとアカデミーの連携は。

 

 昨年は新型コロナウイルスの影響で練習参加の制限があったが、トップチームの若手とU―18(18歳以下)の選手が参加する練習日の設定や、(21歳以下の育成強化を目的とした)エリートリーグへの参加などに取り組みたい。アカデミーからトップチームに昇格した後も、トップで活躍するレベルに引き上げる取り組みが必要。まずは内側でそういう環境をつくりたい。

 

 

 

―近年は成績低迷が続く。

 

 試合結果はスタイルの相性などさまざまな要因に左右されるが、「プレーの姿勢」は安定させなければいけない。サポーターにエネルギーを与えることが役割であり目的。勝利もJ1を目指すことも手段でしかない。それを選手が理解し意識が浸透すれば、姿勢のムラはなくなると思う。

 

 そのために今季、「ヘッドオブエデュケーション」という役職を置いた。選手の役割は何なのかをピッチ外から働きかけたい。選手が自分で考え、動くようになれば、個人の価値もクラブの価値も上がる。ピッチ内のパフォーマンスにも影響を与えると思う。

 

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