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挑む姿見せる

プロ転向 ソフトテニス・玉井浩貴(西条) 地域に貢献 指導に意欲

2021年2月25日(木)(愛媛新聞)

学生らとの練習で球出しする玉井浩貴(左)=18日、新居浜市角野新田町3丁目

学生らとの練習で球出しする玉井浩貴(左)=18日、新居浜市角野新田町3丁目

 西条市の男子ソフトテニス選手、玉井浩貴(31)がプロ転向を宣言し、1月からプロ選手として活動している。30歳を過ぎてもチャレンジする姿を見せることで中高生プレーヤーらを後押しするほか、競技発展への貢献を思い描いている。

 

 日本ソフトテニス連盟によると、プロに関する規約はなく、資格や登録は不要。日本では、2018年のジャカルタ・アジア大会で団体銀メダルを獲得した船水颯人(24)が19年4月に転向を表明。実業団などのチームに属さない形での日本人初のプロとなった。玉井によると、自身が5人目という。

 

 玉井は小学6年だった01年9月、松山中央公園で開催された全日本選手権男子決勝に感動し、ラケットを握った。今治東高で全国総体に出場し、国体では6位。社会人になってからも国体出場を果たしている。

 

 会社員として働く傍ら、20代半ばから新居浜市ソフトテニス連盟の事業の一環として、市内の中高生を指導。そこで「自分には無理」とレベルアップをあきらめる姿を多数目の当たりにしたという。「上達する楽しさや挑戦の大切さをどうすれば伝えられるか考えたとき、自分が何か大胆なことをやるしかないと思った」とプロ転向した理由の一つを明かす。

 

 勤めていた会社を昨年末で辞め、活動をスタート。現在は動画投稿サイト「ユーチューブ」にレッスン動画をアップしているほか、西条市内で4月開講予定のスクールの準備などを進めている。

 

 「ソフトテニスではご飯が食べられないと言われ続けてきた。トップ選手ではない自分が前例となれれば、ほかの人もソフトテニスを続けていく未来が見られる」と玉井。自身の取り組みが可能性を広げると信じ、歩みを進めている。

 

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