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松山のNPO法人 拠点を移転

暮らし丸ごと支援 オンラインで対面で 病弱児親子の居場所に 

2021年2月11日(木)(愛媛新聞)

新たな相談拠点「地域子どものくらし保健室」。西さん(中央)らスタッフが笑顔で待っている

新たな相談拠点「地域子どものくらし保健室」。西さん(中央)らスタッフが笑顔で待っている

新拠点の内部。前の事務所から移設した子どもの絵(右奥)なども飾られ、雰囲気は温かく明るい

新拠点の内部。前の事務所から移設した子どもの絵(右奥)なども飾られ、雰囲気は温かく明るい

新たな相談拠点「地域子どものくらし保健室」。西さん(中央)らスタッフが笑顔で待っている

新たな相談拠点「地域子どものくらし保健室」。西さん(中央)らスタッフが笑顔で待っている

新拠点の内部。前の事務所から移設した子どもの絵(右奥)なども飾られ、雰囲気は温かく明るい

新拠点の内部。前の事務所から移設した子どもの絵(右奥)なども飾られ、雰囲気は温かく明るい

 病気や障害のある子どもと家族を支える認定NPO法人「ラ・ファミリエ」(愛媛県松山市)の相談拠点「ジョブサロン」がこのほど、同市萱町4丁目に移転。名称も「地域子どものくらし保健室」と改めて、リニューアルオープンした。

 

 旧ジョブサロンは、就職に苦労する子どもの支援からスタート。2014年12月、同市問屋町の店舗2階に相談拠点を開設した。病弱児と家族への情報提供や、学習・就労・家族・生活の支援、困りごと全般の相談などに当たっている。

 

 新たな拠点は、伊予鉄道古町駅から200メートルほど北の、踏切前のビル1階。ラ・ファミリエ理事で「保健室」ディレクターの西朋子さん(49)は「誰でも訪れやすい便利な場所を探していたので良かった」と笑顔。移転を機に、対象や業務内容が分かりにくかったジョブサロンの名称を、「学校で子どもが心身を休める保健室のイメージで、暮らしを丸ごと支えたい」という願いを込めて「地域子どものくらし保健室」に変更した。

 

 現在は新型コロナウイルスの影響で、オンラインでのイベントや「リモート学習支援」が中心。西さんは「これまでなかなか会えなかった遠方の家族や、入院治療中の子どもとつながれたのは大きなメリット」と、引き続きオンラインシステムを活用していく一方、「複雑な問題を抱えて対面の相談を希望する人も多い。しっかり思いに応えていきたい」と意気込む。

 

 コロナ禍が落ち着いたらラ・ファミリエの移動相談カー「25―25(にこにこ)号」で「オープンカフェ」を開きたい。病気の子のきょうだいが気兼ねなく勉強やゲームができるよう、土日も「保健室」を開放したい―と、夢は尽きない。

 

 ラ・ファミリエのサイトや無料通信アプリLINE(ライン)の公式アカウント、フェイスブックなどあらゆる手段で情報発信しつつ、新拠点が「困っている親子の『居場所』になれば」と、来訪を心待ちにしている。

 

 「保健室」の利用時間や問い合わせ先は、移転前と同じ。平日と第1・3土曜の午前10時~午後5時、電話・ファクス089(916)6035、メールjob@npo-lafamille.com

 

 

 

【小慢当事者と自立探る 28日ウェブで事業報告・シンポ】

 

 認定NPO法人ラ・ファミリエ(松山市室町、檜垣高史理事長)は28日午後1時~3時半、「小児慢性特定疾病(小慢)児童等自立支援事業」の2020年度成果報告会とシンポジウムをウェブ開催する。参加者募集中。

 

 病弱児と家族の自立・成長を支える小慢事業は、15年度からラ・ファミリエが県と同市の委託を受け実施。報告会では、医療者や相談拠点「地域子どものくらし保健室」の自立支援員らが活動報告。シンポジウムは「当事者のことばから 先天性心疾患児者支援への手がかりを」をテーマに、当事者や親、医療者が議論を深める。

 

 参加は、事前申し込みが必要。申し込み、問い合わせは同「保健室」やラ・ファミリエのフェイスブックへ。

 

    ※新型コロナウイルス関連情報はこちら

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