実戦意識、激しくプレー
FC今治 今季初の全体練習
2021年1月23日(土)(愛媛新聞)

今季初練習に臨んだFC今治の選手=夢スタ

今季初練習に臨んだFC今治の選手=夢スタ
J3参戦2年目のシーズンに挑むFC今治は22日、ありがとうサービス.夢スタジアムで今季初の全体練習を行い、選手21人が3月14日の開幕に向けて汗を流した。
約30分間のミーティング後、午前10時にランニングやパス回しなど軽めの運動でスタートした。次第にトレーニングの強度を上げ、最後はピッチの約3分の1を使ってミニゲーム。選手は開幕スタメンをつかもうと、実戦さながらの激しいプレーも交えて特長をアピールしていた。
これまでに発表された新加入7人全員が参加。今季J1の福岡から期限付き移籍したFW東家は「J3得点王が目標。シュートセンスは誰にも負けない」と自信をのぞかせ、今治東中教校から入団したFW高瀬は「早くチームになじみ、試合に出てゴールを決める」と意気込みを語った。
就任2年目のリュイス監督は「多くの勝利をつかみ、勝ち点を積み重ねて昨季より上の順位を目指す。選手には2週間前から筋トレなどのメニューをそれぞれ与えており、良い状態で来てくれた」と手応え。今後の補強については「まだ終わっていない。数人が加わる可能性がある」と含みを持たせた。
FC今治は31日に今季の方針発表会を開き、2月6日に県総合運動公園ニンジニアスタジアムで開かれる「えひめサッカーフェスティバル」で愛媛FCとトレーニングマッチを行う。13~24日には恒例の宮崎キャンプで仕上げに入る。FWレオミネイロやDF丁ら母国に帰国していた外国籍選手も、キャンプまでに合流する見通し。