2月21日まで
美しく細密 植物画の世界 大洲の博物館でボタニカルアート展示
2021年1月22日(金)(愛媛新聞)

植物を細密に描いたボタニカルアートの展示会

植物を細密に描いたボタニカルアートの展示会
美しく細密に草花や野菜を描いたボタニカルアートの展示会が、大洲市肱川町予子林の市立肱川風の博物館・歌麿館で開かれており、訪れた人たちの目を楽しませている。2月21日まで。
博物館によると、ボタニカルアートは写真が普及する前の欧州などで、有用な薬草などを見分けるために発展したとされる。学問から生まれたアートのため、大きさを含め植物を正確に描写する一方、背景や植木鉢などは描かないのが特徴だという。
出展したのは、ニュージーランドで本格的にボタニカルアートを学び、普及を目指して教室を開いている松山市の矢野美保さん。5年ほど前に矢野さんが風の博物館を訪れたことが縁で、博物館が展示を依頼した。