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この冬一番の寒気

県内全観測地点で氷点下 南予中心に積雪

2021年1月8日(金)(愛媛新聞)

吹き付ける雪で真っ白に染まった三崎小学校=8日午前、伊方町三崎

吹き付ける雪で真っ白に染まった三崎小学校=8日午前、伊方町三崎

 8日の愛媛県内は、この冬一番の寒気が流れ込み、朝にかけて全観測地点が氷点下となり、今季最低気温を記録した。南予を中心に積雪し、道路の凍結でスリップ事故も相次いだ。松山地方気象台によると、大雪は南予を中心に10日ごろまで続く見込み。

 

 気象台によると、久万高原町久万でマイナス6.9度、鬼北町近永でマイナス4.2度、松山でもマイナス2.2度を観測した。上空約1500メートルに氷点下12度以下の寒気が流れ込み、関門海峡から雪雲が南東に流れ、南予を中心に積雪したとみられる。標高約1160メートルにある西予市の大野ケ原小学校によると、周辺で30~50センチの雪が積もり、8日午前9時ごろにはマイナス11度を観測した。

 

 県内の各警察署によると、朝からスリップによる自損事故が続出。県教育委員会のまとめでは西予、宇和島、伊方、愛南の4市町の小中学校13校と県立高校2校が臨時休校した。空の便は県外の悪天候の影響で、日本航空の松山―福岡往復便などが欠航した。

 

 伊方町では瀬戸、三崎地域を中心に最大20センチ余りの積雪があった。八幡浜署によると、8日午前9時ごろには同町塩成の国道197号で大型トラックがスリップし、一時立ち往生した。同町三崎地域の飲食店主の男性(47)は「こんな大雪は20年ぶりくらいか。水道が凍らないよう対策したけれど、湯を沸かすボイラーが使えなくなった。寒気が早く収まってくれたらいいが」と願った。

 

 宇和島市は平地部も積雪。松山道の宇和島南インターチェンジ(IC)―津島岩松IC間の11.3キロが、8日午前7時45分から通行止めとなった。宇和島自動車によると、市内全域で路線バスが7~8割運休し、大幅な遅れなども発生。市水道局には「蛇口が凍結した」「お湯が出ない」などの相談が25件あった。市は午後3時53分に災害警戒本部を設置。愛南町や松野町は一部観光施設を臨時休業し、コミュニティーバスも終日運休した。

 

 松山地方気象台は8日午後3時53分、南予に大雪警報を出した。交通障害や断線、農作物の管理、建物の倒壊、屋根からの落雪、水道管の凍結などに注意・警戒を呼び掛けている。

 

 9日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で平地15センチ、山地25センチ。10日午後6時までの24時間では平地10~20センチ、山地20~40センチ。

 

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