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発信!済美高校生記者

山本周五郎賞・早見さんに聞く 謙虚に書く姿勢大事

2021年1月7日(木)(愛媛新聞)

 

 

 

 

 

 

 

「自分の限界を決めずに夢を追いかけてほしい」と語る早見さん

「自分の限界を決めずに夢を追いかけてほしい」と語る早見さん

「自分の限界を決めずに夢を追いかけてほしい」と語る早見さん

「自分の限界を決めずに夢を追いかけてほしい」と語る早見さん

 

 

 済美高校野球部などを取り上げた「あの夏の正解」を愛媛新聞に連載した作家早見和真さん(43)=松山市在住=が昨年9月、済美高に来校、作家になったきっかけや自身の「夢」について私たち新聞部がインタビューした。早見さんは近作の「ザ・ロイヤルファミリー」で、取材前日に山本周五郎賞の受賞が決まったばかり。

 

 

 

 ―高校球児だった早見さんが小説を書こうと思ったきっかけは。

 

 「高校時代、補欠だった自分に見向きもしない新聞記者を見て、怒りを覚えた。自分なら補欠にも目配りできると記者を目指したがかなわず、その後自分の原点の野球を題材に小説を書くことになった」

 

 

 

 ―どんな視点で物事を見ているのか。

 

 「小説家の中には、一歩も外に出ないで広い世界を書き上げてしまう天才もいる。しかし、僕は自分を凡才と思っている。外に出掛けて街や人から影響を受け、謙虚にそこにある何かを学んでいる」

 

 

 

 ―日々大事にしているルーティンはあるか。

 

 「デビューして12年たつが、どんなに体調が悪くても1日3行必ず書くようにしている。4年前、ある出来事で2週間1行も書けなかった。苦難の日にこそ小説を書ける人間でありたかったが、そうではなかった自分を突きつけられ謙虚に書くようになった」

 

 

 

 ―今の夢は。

 

 「デビュー時、12年後の自分が山本周五郎賞作家になるなんて夢にも思わなかった。その意味では夢物語みたいなところにいるが…。今、夢は明確。死ぬまで書き続けたい。死ぬ間際に『書くために生まれてきた』と思えるものと出合いたい」

 

 

 

 

 

 

 

 

【目線】

 

【新聞部】

 

 「他者を認めろ」「自分を疑え」という言葉が印象に残った。貴重なアドバイスをもとに自分に何が必要なのか改めて考える必要があると感じた。普段の視線を少し変えることから始めたい。(田)

 

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 タイトルカットは松山南高砥部分校デザイン科制作。高校生記者の活動は愛顔(えがお)スポーツ応援アプリ(愛媛新聞ONLINEアプリ)で随時更新。

 

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