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全日本高校バレー2回戦

松山東雲 強豪の壁、決定力の差に泣く 金蘭会に0―2

2021年1月7日(木)(愛媛新聞)

【女子2回戦 金蘭会―松山東雲】第2セット、松山東雲の楠岡(右)がフェイントを決め、8―6とする=東京体育館

【女子2回戦 金蘭会―松山東雲】第2セット、松山東雲の楠岡(右)がフェイントを決め、8―6とする=東京体育館

 バレーボールの全日本高校選手権第2日は6日、東京体育館で2回戦が行われ、愛媛勢は女子の松山東雲が前回4強の金蘭会(大阪)に0―2で敗れた。

 

 

 

 【評】松山東雲は強豪相手に攻守両面で力の差を見せられ、力負けした。

 

 第1セット序盤は相手のミスもあり競った展開に持ち込んだものの次第に決定力の差が現れ、15―25で落とした。第2セットは修正したブロックが効果を発揮したが高さと速さに屈した。エース佐伯も簡単に決めさせてもらえなかった。

 

 

 

◆試合相手ペース◆

 

 【松山東雲・山本優里絵監督の話】 相手ペースで試合が進み、敗れはしたが、第2セット序盤は相手ブロックを利用し、空いたスペースを突く自分たちのバレーができた。ただ、このレベル相手にはそれだけで勝てない。

 

 

 

【全力 悔しさと充実感】

 

 優勝候補の総合力は一枚も二枚も上手だった。松山東雲は2017、18年度大会連覇の金蘭会に及ばず、2回戦で姿を消した。

 

 相手は身長180センチ台、最高到達点300センチのアタッカー2枚を擁し、決定力は圧巻。加えて「レシーブもうまくてコートに穴がなく、自分たちの攻撃が強打で返ってきた」(西岡主将)。試合が進むにつれ、じわじわとリードを広げられていった。

 

 それでも選手たちはベストを尽くした。特に第2セット6―4で迎えたラリーが一つの集大成。楠岡がプッシュフェイントで相手守備を崩す。強打が返ってきたもののリベロ大倉の好レシーブでしのぎ、最後は西川が強打を相手コートに打ち込んだ。

 

 山本監督は一時3点リードを奪ったこのセット序盤の戦いぶりを評価。「真っ向勝負ではかなわない。泥くさいプレーを出せた」と語った。

 

 ライト西川、セッター加納の両3年生は、17年夏の全国中学校体育大会3位入りメンバー。高校でも1年生からレギュラーを取り、全国ベスト4を目標に掲げていた。最終学年となった20年度、新型コロナウイルスの影響で全国総体、国体は中止に。唯一の全国大会となったこの大会に懸ける思いは強かった。

 

 西川は「高いブロックに何本も当たり、決めきれなかった」と涙。一方で「新型コロナでバレーのできないつらい時期もあった。全員で全国で試合ができてよかった」とも。悔しさとともに充実感も抱え、高校バレーの大舞台「春高」の象徴、オレンジコートを後にした。

 

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