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全日本高校バレー開幕

松山東雲(女子)接戦制す 2―1粘る北陸を振り切る

2021年1月6日(水)(愛媛新聞)

【女子1回戦 松山東雲―北陸】第2セット、松山東雲の佐伯(7)がスパイクを放つ=東京体育館

【女子1回戦 松山東雲―北陸】第2セット、松山東雲の佐伯(7)がスパイクを放つ=東京体育館

 バレーボールの第73回全日本高校選手権は5日、東京体育館で開幕して1回戦が行われ、愛媛勢は女子の松山東雲が北陸(福井)との接戦を2―1で制し勝利した。6日は2回戦を行い、松山東雲は金蘭会(大阪)と対戦する。

 

 男女各52校参加の大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客で実施。準々決勝までは3セット制、準決勝と決勝は5セット制で争われる。

 

 

 

 【評】松山東雲が粘る相手を振り切り、勝利をつかんだ。

 

 第1セットはレフト佐伯の活躍で先取したが、第2セットは速攻に対応できずタイに戻された。第3セット中盤以降は粘り強いレシーブが飛び出し、調子の上がってきた楠岡と西川がポイントにつなげた。試合を通し、楠岡と村上のサーブが効果的だった。

 

 

 

◆ブロックに課題◆

 

 【松山東雲・山本優里絵監督の話】 佐伯は決まらなくなってもセットの中で調整し、調子を取り戻すことができるようになってきた。チームとしてはブロックが相手の速攻に対応できず、後ろのレシーブにも影響が出た。

 

 

 

【2年生エース本領発揮 得点次々 勝利の立役者】

 

 高さと力強さを兼ね備えた2年生エースが全国大会で輝いた。松山東雲が佐伯の活躍で接戦を制し、1回戦を突破した。

 

 第1セットの見せ場は14―15の場面。終盤に差し掛かり、点差を広げられると苦しくなるところで本領を発揮した。レフトからの強打で3連続ポイントし、優位を取り返した。

 

 18点目は村上の速攻だったが、相手ブロックの意識が佐伯にあったからこそ。21―20からはとっておきのバックアタックを決め、このセットは1人で10得点。セッター加納が「頼りになるから、トスを集めすぎた」と反省するほどだった。

 

 最終セットも劣勢でポイントを奪い、チームを下支え。そうするうちに3年生の西川、楠岡にも当たりが出始め、勝ちにつながった。山本監督は「試合の序盤と終盤、佐伯がしっかりと打ち抜いてくれた」と奮闘を勝因に挙げた。

 

 身長177センチの大型アタッカーは、16強入りした昨年の大会も活躍したが「先輩に頼っていた部分があった」という。今チームでは県代表決定戦から、スパイクを決めると気持ちを前面に出して喜び、雰囲気を盛り上げる姿が目立つ。「自分がチームを引っ張る」。実力に自覚が伴い、大舞台で勝利の立役者になった。

 

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