国道九四フェリー
2月1日、三崎~佐賀関に新造船「涼かぜ」就航
2021年1月4日(月)(愛媛新聞E4編集係)
国道九四フェリー株式会社(大分市佐賀関、代表取締役社長:三重野 雄資)は2月1日から、三崎港(伊方町)と佐賀関港(大分市)を結ぶ航路に新造船「涼かぜ(すずかぜ、1200トン)」を就航させる。同航路は現在、3隻で運航しており、就航20年を迎えるフェリー「遥かぜ(はるかぜ、697トン)」の代替として就航する。「涼かぜ」は船体塗装や内装デザインを一新し、船体を大型化。客室スペースを拡大するとともに車両積載台数を増やし、「お客様サービスと利便性の更なる向上を図りたい」としている。
涼かぜは、車両積載台数を遥かぜの41台(普通車換算)から、57台に増やすことで、混雑・繁忙期の乗船待ち時間の短縮を目指している。
客室スペースは拡大するが、旅客定員は変更せず、椅子席やカウンター席の増設、3階客室へのトイレ増設などを行い、快適な船旅を提供することとしている。船内設備はエレベータや多目的トイレなどを設置してバリアフリーに対応。授乳室やキッズスペースを設けるなど、各年代にとって安心・快適な空間を提供するとしている。
「涼かぜ」の見学会は1月30日午後1時10分~2時、愛媛県・三崎港、同午後4~5時、佐賀関港で開催。初就航は2月1日午前7時、佐賀関港発。