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2020

えひめスポーツ十大ニュース

2020年12月28日(月)(愛媛新聞)

 新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るった2020年。感染拡大の影響は愛媛のスポーツ界にも広がった。2月下旬のJリーグ公式戦中断をはじめ、選抜高校野球大会、東京五輪・パラリンピックなどが次々と延期や中止となり、選手たちが苦闘した1年を振り返る。

 

 

 

【大会の延期や中止相次ぐ】

 

 3月24日、東京五輪・パラリンピックの1年延期が史上初めて決まった。国民体育大会や全国高校総合体育大会などアスリートが目標とする主要な大会も軒並み中止や延期となり、特に集大成の場を失った高校3年生には落胆が広がった。

 

 9月に県内で開催予定だった中高年の総合大会「日本スポーツマスターズ2020愛媛大会」も中止に。

 

 

 

【プロスポーツ 過密日程に】

 

 6月後半、四国アイランドリーグplus(IL)が約3カ月遅れで開幕し、2月下旬の開幕直後に中断していたJリーグも再開。いずれも当初は無観客で、7月から条件付きで入場が解禁された。

 

 試合数維持のため、Jリーグは12月まで開催、四国ILは前後期制をやめて1シーズン制に。過密日程が選手を苦しめた。

 

 

 

【FC今治 J初年で奮闘】

 

無観客で開催したJ3開幕戦で、相手ゴールを攻め立てるFC今治イレブン=6月27日、岐阜長良川競技場

無観客で開催したJ3開幕戦で、相手ゴールを攻め立てるFC今治イレブン=6月27日、岐阜長良川競技場

無観客で開催したJ3開幕戦で、相手ゴールを攻め立てるFC今治イレブン=6月27日、岐阜長良川競技場

無観客で開催したJ3開幕戦で、相手ゴールを攻め立てるFC今治イレブン=6月27日、岐阜長良川競技場

 厳しい連戦の中で気を吐いたのが、今季J3に昇格したFC今治。スペインから招いたリュイス新監督の下、後半はJ2昇格圏の2位争いに加わった。最終的には7位で終わるも、2位と勝ち点差6まで肉薄した。

 

 一方、J2愛媛FCは21位に沈み、3年目の川井健太監督の退任が決定。なでしこリーグ1部に今季昇格した愛媛FCレディースは最下位に終わった。

 

 

 

【高校生の代替大会開催】

 

 春夏の甲子園大会が中止となり、県高野連は夏の愛媛大会の代替として8月に県夏季大会を開催。決勝は松山聖陵が宇和島東を破って優勝した。昨夏より6校6チーム少ない53校52チームが参加。スタンド入場は保護者らに限定、整列時の距離確保やベンチの消毒を徹底した。

 

 ほかの多くの競技でも代替大会が開かれ、3年生が競技生活にピリオドを打った。

 

 

 

【広瀬夫妻 柔道パラ内定】

 

東京パラリンピックの延期を受け、報道陣に胸の内を語る柔道の広瀬順子(左)と悠=3月25日、松山市真砂町

東京パラリンピックの延期を受け、報道陣に胸の内を語る柔道の広瀬順子(左)と悠=3月25日、松山市真砂町

東京パラリンピックの延期を受け、報道陣に胸の内を語る柔道の広瀬順子(左)と悠=3月25日、松山市真砂町

東京パラリンピックの延期を受け、報道陣に胸の内を語る柔道の広瀬順子(左)と悠=3月25日、松山市真砂町

 8月、東京パラリンピックの柔道男子90キロ級代表に広瀬悠(松山市、SMBC日興証券)が内定。リオデジャネイロ大会女子57キロ級銅メダリストで、既に出場を確実にしていた妻の順子(同)も内定し、夫婦での2度目の出場を決めた。

 

 パラ競泳男子100メートル平泳ぎ代表の山口尚秀(今治市、四国ガス)は11月、宮城県での記録会で自らの世界記録を0秒82更新する1分4秒13をマーク。好調を維持している。

 

 

 

【柔道・影浦 絶対王者リネール撃破】

 

 2月9日、柔道グランドスラムパリ大会男子100キロ超級3回戦で影浦心(日本中央競馬会、新田高出)がテディ・リネール(フランス)を撃破。五輪2連覇中で国際大会10年無敗の絶対王者から延長戦で技ありを奪い、優勢勝ちした。

 

 

 

【聖カタリナ学園 選抜ほぼ確実に】

 

秋季四国地区高校野球大会準決勝で、小松との愛媛勢対決を制して喜ぶ聖カタリナ学園ナイン=10月31日、高知市の春野球場

秋季四国地区高校野球大会準決勝で、小松との愛媛勢対決を制して喜ぶ聖カタリナ学園ナイン=10月31日、高知市の春野球場

秋季四国地区高校野球大会準決勝で、小松との愛媛勢対決を制して喜ぶ聖カタリナ学園ナイン=10月31日、高知市の春野球場

秋季四国地区高校野球大会準決勝で、小松との愛媛勢対決を制して喜ぶ聖カタリナ学園ナイン=10月31日、高知市の春野球場

 高校野球の秋季四国地区大会が10月、高知市で開かれ、聖カタリナ学園が準優勝した。大会は来春の選抜大会出場校選考の参考資料となっており、聖カタリナ学園の春夏通じて初の甲子園出場がほぼ確実となった。

 

 

 

【県出身選手 海外で活躍】

 

 サッカーのドイツ1部アイントラハト・フランクフルトに復帰2年目の鎌田大地(伊予市出身)が、主力に定着し活躍。日本代表でも攻撃の軸として評価を高めた。長友佑都(西条市出身)は今夏、フランス1部の名門マルセイユへ移籍。日本代表では11月のパナマ戦に先発、国際Aマッチ出場数を123試合とし、単独2位に。

 

 ゴルフでは、メジャータイトルを狙う松山英樹(松山市出身)に続き、河本結(松山市出身)が米女子ツアーに初参戦。8月、コロナ禍による中断開けの初戦は4位と好成績で再スタートを切ったが、その後は苦戦。女子メジャーは3大会で決勝ラウンドに進出した。

 

 

 

【プロ野球球宴 22年松山開催】

 

 7月16日、2022年夏にプロ野球のオールスターゲームが松山市の坊っちゃんスタジアムで開催されることが決まった。同スタジアムでの開催は02年、12年に続く3回目で、地方球場では最多となる。

 

 

 

【中矢力・長崎望未が引退】

 

 2012年ロンドン五輪柔道男子73キロ級で銀メダルの中矢力(ALSOK、新田高出)が12月、現役引退を発表。来年1月からALSOK柔道部コーチに就任する。

 

 女子ソフトボール元日本代表で14年の世界選手権優勝に貢献した長崎望未(トヨタ自動車、新居浜市出身)も12月、引退を発表した。

 

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