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蒼天の初航海 FC今治 J3 1年目総括

④リュイス監督の評価 競争心持った戦い 95点

2020年12月26日(土)(愛媛新聞)

就任1年目を終え、今シーズンを振り返るFC今治・リュイス監督=21日、夢スタ

就任1年目を終え、今シーズンを振り返るFC今治・リュイス監督=21日、夢スタ

 J3初年のチームを率い、周囲を驚かせる戦いぶりを見せたリュイス監督。就任1年目を終えたスペイン人指揮官にチームの課題と未来を問うた。

 

 

 

 ―今季の総括は。

 

 試合が進むにつれて新たな経験、発見があった。われわれより上位だったのはJ2経験があったり、J3に長年在籍していたりしたチーム。多くの勝利を挙げ、失点はリーグ3位にとどめた。特にアウェーでは首位秋田に次ぐ成績を挙げた。J3に初めて上がったチームとしては素晴らしい結果と言える。

 

 チームの自己採点は95点。選手は私が求める競争心を持って戦ってくれた。満点を付けなかった理由は、昇格できなかったことと、攻撃的なチームにもかかわらず得点が取れなかったから。いくつかの試合は、取るべきところで得点できていれば勝てていた。

 

 前半戦は選手たちにプレッシャーが見られた。後半戦になると上位にも勝てるようになったが、相手から研究されたこともあり、下位からの取りこぼしもあった。

 

 ―新型コロナウイルスの影響は。

 

 短期間に多くの試合があったことはポジティブに捉えている。余計なことを考えず、次の試合に向けた分析や準備に集中できた。J2やJ1の試合を数多く見ることもできた。

 

 ―積み残した課題は。

 

 最終節に1―2で敗れた相模原戦が、まさに今季を象徴する試合。少ない好機を確実に決めた相模原に対し、われわれはチャンスは多くつくったものの、決めきれない。ここは大きな課題だと感じている。相模原のFWホムロのように、決定的な仕事をする選手がいれば力強い。

 

 得点ランキングを見ると、多くのチームに10点以上を挙げたFWがいる。そこが明らかに劣っているところ。決定力のある新選手の補強が必要だろう。獲得できれば、来季のJ2昇格がさらに近づく。

 

 ―来季に向けて。

 

 相手によって戦い方を見極め、システムを含めて変化させるスタイルは来季も続ける。私のサッカー観はクラブが基盤とするプレーモデル「岡田メソッド」と一致する部分が多い。今季のチームはプレーモデルとともに一定の結果を示すことができたが、来季は全ての面でさらに進化させ、より上の結果を出していく。

 

 クラブにとって大きな挑戦の年となる。だからこそ指揮官を続けたかったし、クラブもオファーしてくれたのだと思う。FC今治を指揮する前、スペイン3部のエルクレスでは最後の試合に勝てず、2部昇格を果たせなかった。私にとっても大きな挑戦となる。

 

=おわり

 

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