住民に周知
災害時の飲み水確保へ 宇和島の防災会 受水槽に設備
2020年12月22日(火)(愛媛新聞)

地域住民らに応急給水栓の使用方法について説明する古谷さん(手前左)

地域住民らに応急給水栓の使用方法について説明する古谷さん(手前左)
宇和島市和霊東町1丁目の自主防災会はこのほど、災害時などの応急給水に役立てようと、市営住宅敷地内の飲料水用受水槽から直接給水する散水栓などを整備した。同住宅集会所前で説明会を開き、住民に周知した。
同会は2019年度、和霊校区の地区防災計画策定時に、地域に容量75トンの受水槽があることを把握。一方、停電時は給水ポンプが稼働せず受水槽から各棟への給水が遮断されるほか、直接上部からくみ取らなければならないことを確認していた。
地域内の資源を有効活用しようと同会は市などの補助を受け、散水栓と応急給水栓を購入。今年の12月5日に設置工事を終え、受水槽に備え付けた散水栓と給水栓をホースでつなぐことで給水できるように整備した。
説明会は災害を想定した安否確認訓練と合わせて13日に実施した。拡声器を使った災害発生のアナウンスを聞いて住民が集合。点呼を終えた後、同市和霊東町2丁目の防災士古谷守さん(66)が給水栓の使い方を説明し、災害時の利用を促した。
古谷さんは「非常時に地域の人々も使えることを広く知ってもらいたい」と話した。

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