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支え合い触れあう場

四国中央の女性グループ「すいれん」活動四半世紀 レクバレー・奉仕に汗

2020年12月19日(土)(愛媛新聞)

レクバレーとボランティアに励むすいれんメンバー

レクバレーとボランティアに励むすいれんメンバー

レクバレーとボランティアに励むすいれんメンバー

レクバレーとボランティアに励むすいれんメンバー

レクバレーとボランティアに励むすいれんメンバー

レクバレーとボランティアに励むすいれんメンバー

レクバレーとボランティアに励むすいれんメンバー

レクバレーとボランティアに励むすいれんメンバー

 四国中央市中之庄町の伊予三島運動公園体育館を拠点に、レクリエーションバレーボールとボランティアの両面で活動している女性グループがある。49~79歳の12人で構成する「すいれん」。1994年の発足以来、仲間と楽しむことに力点を置く。

 

 代表の中田綾子さん(76)=同市中之庄町=が、同体育館で半年間ほど受講したレクバレー教室の仲間と結成。週2回集まり、紅白戦などに汗を流す。

 

 エースをつくらず、みんなできっちりパスをつなぐプレースタイル。当初から勝つことよりも笑顔の絶えないチームを目指し、10年ほど前からは対外試合もやめた。

 

 コート内では好プレーをほめ合い、ミスや珍プレーは笑い合う。最年少の石川美幸さん(49)=同市三島宮川2丁目=は「一体感が生まれる」と笑顔を見せた。

 

 発足時からのメンバー坂上サヨ子さん(75)=同市中之庄町=は30代後半にがんで余命半年の宣告を受けた経験もあって家にこもりがちだったが、中田さんに誘われて加入した。「球技は好きではなかったが居心地がいい」と運動の楽しさを満喫。家事や介護のストレス解消にもなるという。

 

 ボランティアを始めたのは発足後まもなく。同公園内の清掃のほか、老人施設のシーツ交換、道路脇での花植えなど多岐にわたる。特に力を入れるのは障害者や子育てイベントでの補助業務や屋台の運営。「しんどかったけどやって良かったね、とみんなで言い合える瞬間」を中田さんは「たまらなくいい」と表現する。

 

 今年、県社会福祉協議会の会長表彰を受けた。四半世紀を超えて活動が続いている理由について中田さんは「お互いにプライベートに立ち入らない距離感」と説明。「興味本位のうわさ話をせず、体を動かすことに専念する」との心掛けが、気兼ねなく仲間と触れあえる場づくりにつながっている。

 

 「目に見えない支えや気配りでグループは成り立っている」と感じている中田さん。「メンバーを送り出してくれる家族も含め、みんなへの感謝の気持ちを忘れず続けていきたい」としみじみ語った。

 

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